お腹ほぐし
ご自身で出来るケアをご説明します。
最近もお腹が張っている方が多いです。
調子を崩されているときは大体お腹が張っていますので不調な方は是非。
不調でなくても梅雨が続いて疲れるためセルフケアをして健康を維持してください。
梅雨や疲労は自律神経が乱れ不調に繋がります。肝臓→胃の不調→ぎっくり腰、首の痛み、その他急性症状
中には喉の症状や以前もお伝えしました歯茎の症状の方もいらっしゃいます。
ケアは通年必要ですが、夏のケアにもなりますので是非セルフケアをお勧めします。
お腹の問診のコツは触ってみて
:冷たい、膨らんでいる、張っている、硬い
:指先や手をグーにして押して硬さを探る
:グーを深く食い込ませないと分かりにくいシコリまで探れないこともあります
細かい場所
:胃
:胃の上(心窩部とも言います)心窩部というだけあって心臓疾患(精神も)にも関係します。また、胃と食道の境目なので逆流性食道炎などの症状も。胃の無い方へも施術します。
:胃の奥に内臓神経叢という内臓の親玉もあります。
:ご自身の心窩部から右側に行くと胆嚢、その右側に肝臓
:心窩部から左側に心臓、脾臓
:肋骨に沿って腹部側に指が入るか入らないか。後ほど詳しくご説明します。(第一関節くらいまで入るくらいが緩んでいていいです)
:ヘソの上は胃、膵臓
:ヘソの下は小腸、膀胱、女性ですと子宮ちょっと横に卵巣
:ヘソの横は左右腎臓があります(実は肝臓、肺のツボでも診るときがあります)
:股関節の全面は大腸、リンパ
:肋骨のきわは横隔膜は大腸も近くを走行します
手当て方法(簡単&症状が軽い順)
:冷たい、硬い、膨らんでいる、張っているところに手を置くだけ
(手からは赤外線とエネルギーがでています)
:指先で硬いところを探って軽く揉む
指で皮膚だけをさすってすべりの悪いところは大体奥に硬さがあります。
:硬さやしこりが分かったら手をグーにしてシコリに当てエビのように前かがみになり圧迫してほぐします。(コリンと逃げられないように)
かなりのシコリはすごく圧痛がありほぐれにくいのですが諦めなければ弛んでいきます。そこそこなしこりでも続けて数回、数日掛けて頑張ってください。
精神的なものも絡んでいる場合もありますが、いつも無意識に頑張ってくれている内臓にありがとうという気持ちを込めてケアをしてあげて下さい。
健康な体になってお返しをしてくれます。
最近多いシコリの場所は
お疲れの方は全てなのですが、特に胃、胃の奥の内臓神経叢、ヘソの横に沿ってです。甘いものが好き、お酒が好きな方はヘソ上の膵臓も。(参考までに)
ついでに
喉の下の右側、左側、胸の前の骨も指先でほぐしていただくと心臓、肝臓、リンパ(免疫)のケアになります。
さらについでに
これから勉強会に参加しようと思っている先生がおっしゃっていましたが、
横隔膜、肋骨のフチに指が入らない方は膵臓の疾患があり免疫力が低下してコロナに感染しやすいとおっしゃっていました。コロナだけではないですね…。
顔を見てそうだともおっしゃっていました。(顔診)
私もそう感じていましたので簡単にご説明します。
横隔膜が張る理由はいくつかあります。ひとつは姿勢性:座っているとお腹が縮こまっていますのでその間に固まってしまいます。
続いて:第3の心臓とも考えられています。呼吸と同時に動いていますのでポンプ作用があるため私は心臓のケアも考えて手当をしています。精神の負担も考えて。(私の中で今のところ第5の心臓まであります)
続いて:胃とくっついているため食べ過ぎると重力で引っ張られるので緊張してきます。
東洋医学では肝臓、腎臓、胃が疲れると膵臓の負担に繋がっていると言われます。
私の経験上この三つのどれか一つの負担でも膵臓の不調になりますが、基本的に食べ過ぎ、飲み過ぎで免疫力が低下します。
食べたものを消化するため内臓に血液が集中して、ウイルスや細菌を殺しに行く余裕が無く重症化へとつながります。
胃が弱ると多臓器で弱るのも特徴ですが、コロナが多い先進国では大体が食べ過ぎている、飲み過ぎているのではないでしょうか。(衛生面は別として考えています)
パンなど小麦文化の国(現代は昔の小麦ではないため)、太っている人が多い国、間食が多い国など。
原因がいくつかあげられますが、とにかくご自身でケアをしていただくことで免疫力が維持されます。生活を見直す必要もありますが疲れやすい梅雨時、時事を考えるとご自身の健康はご家族の健康にもつながりますので大事にしていただけたらと思います。
以上、ほぐす話から少し深く記載いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました~