断食やって良かったこと
断食やって良かったこと
・準備食3日間(糖質過多の生活者は長めに調整した方ががいい)
・断食3日間
・回復食6~8日(長めにやるといい)
※ブログ最後の方に最近学んだ研究報告があります.
・朝の目覚め良好に
断食をしたことによって内臓の負担が減り、睡眠の質が良くなり体の余裕ができたのだと思います。
同時に疲労について(ある内臓)の勉強をめっちゃして実験しているところですがその効果もあると思っています。
(因みに断食中はちょっと無理をしていたので朝目覚めてから起き上がるのが少し辛かったです)
皆さん体のケア(施術)を一番に考えがちと思います。重要なのは施術を必要としないでも元気でいられるための方法や知識を付けて過ごすことも大事だと感じます。
令和4年からは『伝える場を増やす』この方針で治療院をやっていこうと思っています!
・食材、栄養素の気付き、小食でも大丈夫だった理由
葉っぱ一種類でも体の変化を敏感に感じられました。
というのも断食は腸をクリアにすること、内臓を休ませることを目的に行います。普段ため込んでいたものを解毒させる期間です。
断食中は塩と水で生活しますが、その後回復食に入り食事を開始します。
回復食に入ると腸と内臓を使うことになりますが、この段階で栄養素の吸収力が半端ないんです。(注意点もありますので後程)
その中でお勧めの、ある葉っぱの栄養素を調べると微量ながらもいくつかの栄養素があり、一つ一つ体に必要な役割があります。
その微量で少量な栄養素でめっちゃ元気な一日を過ごせたのを覚えています。マジかと思いました…
普段何気なく食べていた食材の栄養素という力を感じて、待合室に置いています一日一食でも生きられる本の内容が断食を経験したことで理解できました。
※準備食3日目で兄弟子がコーヒーを二口ほど飲んだそうですが、その日は夜中2時まで目が覚めてしまい眠れなかったみたいです…そのような効果を出すものを皆さん一日何倍飲んでいるのでしょうか…怖い…
(コーヒーについて語ると少し長くなりますので省略いたします。詳しくは疲労のワークショップで)
・食、水、塩の大切さ
食:人間の三大欲求である食欲。そして生きる楽しみの一つでもあるのが食だと思います。
断食直後は何だか体に悪いものは摂り入れたくなくなります。しかし、それは一時的なこと。
ストレスをためずに好きなものを食べて、飲んで生きていきたいですよね。
でも不調だとどうでしょうか。病気になったら好きなものを食べて飲んでができません。
健康ありきで出来ることなんです。
水:水は体の代謝産物、何もしなくても(寝ていても)体から2~2.5ℓの水が毎日蒸発しています。(分かりやすく蒸発)
唾液や胃液などに直接転換され使われます。内臓は水を消化する必要が無いので疲れません。
トイレに行くのは悪いものを出しているから。
断食中に私は水の代謝経路がスムーズになった感覚がありました。唾液の量が多く感じられたり。
唾液は食事の消化の補助をします。食べ物によって意識もしていますが不思議と多くなった感じがします。色が付いた飲み物、味が付いた飲み物は消化、代謝するのに疲労します。その代謝をするのに必要なのも水です。
塩:良質の塩を必要量であればかなりのエネルギーを作れます。我々はもともと海の中で暮らしていましたが、陸に上がる際に海水を体内に残したのが血液です。血液の成分は海水の3分の1程の濃度で、ある物質以外ほとんど成分が一緒です。だから塩は必要なのです。(良質のね)
塩が無かったら私は断食3日間きつかったと思います…
・日常悪かったことの気付き
普段から準備食のような生活をしていましたが、時々食べ過ぎたり飲み過ぎたりしていました。(これからも時々します!)
しかし、これができるのは普段からやれることをやっているからOKということ。
食材を感じる、季節を感じる、体にやさしい食材を知る、味を知る、栄養素を勉強して深める、ゆっくり食べる(やっていたつもりでも自分が甘かったこと)、唾液を出す、科学的に証明されていることの知識、自分の体のリズムを知る、その他いろいろ
何が良くて何が悪いかは皆人それぞれですが、良かったことが悪いタイミングもあります。それを知り、感じるとストレスなく対応して普通に取り組めるようになると思います。
また、日常には間違った情報が行き来していますが、それに惑わされないことも大事だと感じました。3日間塩と水で過ごせましたので、必要最低限でいいのだと確信しました。
・精神の作用、五感が研ぎ澄まされる
断食すると退化していたものが復活することもあるそうです。
私はいつも自然を感じることを大事にしていますが、下痢で体から悪いものが出始めるといつもより自然を深く感じられるようになりました。
深くというのは、感覚がパワーアップしたような感じです。例えば太陽のエネルギーをいつもより感じたことや、緑などの自然をいつもより感じられたことなど。
きっと解毒して体の余裕が出たことで本来の能力が使えるようになったのかなと感じています。
笑える話ですが、普段まったく気にしない空気清浄機の音が外でなっている救急車のサイレンかと思い眠れなかった時がありました…
そして、体感で一番わかっているのですが常に前向きな精神状態になり行動に移せるようになりました。(後ほどもう少しご説明)
今までは普段から気分や調子を見て回復食のような食事のリズムで時々プチ断食1,2食食べないことは当たり前、体調不良時は1日~3日食べないこともありました。
なので今回の断食は余裕と思っていたのが、前もって予定していたことで少し精神的にきついものがありました。特に開始前に…
やり始めてからは食のテレビなどを見ても食べたいと思わなかったので助かりましたし、楽〇サイトで美味しいものを見ながら終わったらこれ食べようというものをリサーチしたりして過ごしました。
精神的にはいつも通り、仕事のためにも勉強になるし人様に伝えるためにも必ずやる気持ちと、実験として楽しんでできたと思います。
断食が終わったあとは自信が付きクライアントに勉強した内容を通して施術以外で必要なことを話せるようになりやって良かった感で一杯です。
断食の内容だけでワークショップが出来そうです。
・肉体の気付き、疲労との関係、体重などの面白い変化
元気ではいたのですが断食中は多少疲労感が出てきます。身体は動くけど活力が出ない感じも。稽古をすると立ちくらみがあったあり。一度徹夜をしたのでその影響も大。断食期間は無理しない方がいいですね…。私は人体実験でしたので勉強になりました。
その他、夜中トイレに起きる際に立ちくらみが何度か、朝目覚めはするが身体が起きれないなども。
そして、準備食から回復食まで体重などを毎日チェックしていたのですがすごいことに気付きました。
以前趣味の格闘技で減量をしていた時と比べ体重はもちろん変化しますが、骨量、基礎代謝量、内臓脂肪と全く異なる変化が出ました。
詳しくはこれから断食をされる方の特典、施術を受けられる方の来院特典として内緒にしておこうかなと思っています。今だけかもですが(笑)
骨量等の変化で健康的な方法と確信しましたが、日ごろから不摂生をされている方は断食前の準備食を長目にする必要性を感じました。
断食中いろいろな変化と条件が重なり3人断念されましたので。
※注意点は内臓脂肪が減り寒さに敏感になること。
代謝経路が変わり体は動くけどとにかく寒かったです。体質が切り替わるタイミングもあるようです。詳しくは内緒です(笑)
あと、手当がうまくなったようにも感じました。施術では精神力と体力を使うので、生きるために上手く力を抜いて施術が出来ていたのかと思います。これは日頃から意識をしていることですが、維持できるようにこれからも修行が必要そうです。
・日常の欲
食の欲、仕事への欲、いろいろありました。
食べない分仕事に向ける時間が増えました。あれもしたいこれもしたいがいっぱい出てきて燃えています。
家に帰ると娘のお菓子、家族と違う食事内容との闘いをいかに冷静にやり過ごすか。(笑)
日常には欲というものがたくさんあることに改めて気付かされました。何もなければ何も感じないのに、考えたり情報が目に入ったり。回避することは難しいことですが、欲と付き合うために普段からどう健康に過ごせるかが大事だと感じました。
・発想力、行動力、実現力、いろいろなことへの興味
言葉通り不思議とこれらの力がみなぎっています。発想はめっちゃ出てきます。それを実現するためにどう行動するか。家族の協力も必要で、迷惑と心配を掛けないように、家族の時間のバランスも取るためにどうしたらいいかも考えられるようになりました。
また、そんな時にいろいろと問題も起きたりしますが、そこでまた問題を解決して進められる能力も身に付いた気がします。
断食だけが力になっているわけではないのですが今のところやりたいことに取り組めています。
・生理学、栄養学の知識
断食と同時にめっちゃ勉強しました。なので一度徹夜になってしまったのですが、食事の栄養素について知識が増えました。経験したことで伝えられることが増えました。
疲労についてもある内臓の勉強をたくさんしていつでもワークショップが出来る状態です。
伝えたいクライアントさんが何人かいます。
勉強は断食と同時進行でしたので合わせて意識が出来てめっちゃためになりました。
・妻、家族の協力がないとできない
これは職場を除き一人で生活していれば特に問題ないことだと思いますが、一人だけ違う食事になるのは手間が増えます。
食材を揃えるのも大変だったと思います。無添加の梅干を求めてお店をはしごしてくれたこともありました。
うちは(特に妻と娘は)外食が好きですのでストレスもたまっていたと思いますし、仕事に集中していた私にもストレスが溜まっていたと思います。いつも帰りが遅かったので…ごめんなさい。
断食後喧嘩になりましたのでそうだったと思います。
ですので断食をされる場合は周りの方の協力が必要になります。
・唾液の重要性、早食いの気付き
消化の補助として唾液が出ますが、準備食と回復食では汁だけの日もあります。
皆さんは味噌汁を噛みしめて食したことはあるでしょうか。その時の食事が具無し味噌汁で、その後過ごすとしたらその栄養を大事に食すようになります。
回復食では少しづつ固形物を摂り入れていきますが、咀嚼不足ですと内臓を痛めます。
意識すると唾液が出てくるもので、固形物も咀嚼をしっかりして唾液と混ざって飲み込むと水を飲むかのように喉に引っ掛かりもせず流れるように飲み込めるんです。
腸や内臓は敏感な状態なのですぐに下痢になったり、腹痛を起こして教えてくれます。咀嚼の大事さを感じました。
これらは意識しすぎてもストレスになりますので一度でもいいので咀嚼と唾液で飲み込むのを感じていただきたいと思います。
そして早食いにも気付いて時々でもいいのでゆっくり食べる時間を作っていただくのもいいかと思います。
私は回復食後もゆっくり食べることを継続できていますが、いつまで続くかというところです。
・塩分濃度調整の必要性
断食期間は塩と水生活に入りますが、私は水を1ℓ~2ℓ、別に塩を塩水として1ℓ~2ℓ摂取していました。以前塩水生活もしていましたので抵抗なくです。
その時体の変化として出たのが、日中と夜中の膀胱と肛門の痛みでした。
しんどかったです。なので塩分濃度を少し調整してみたら痛みが落ち着きました。不思議だなと感じました。もしかしたら普段気付かないくらいの弱っていた部位が断食で研ぎ澄まされて気付けるようになったサインでもあるとも思っています。
※こちらは一日の摂取量などもありますし、個人差でも必要量が変わってきますので注意が必要です。
同時進行の勉強もあり大変ためになりました。
・回復食での体の変化、気付き
先にも述べましたが回復食では少しづつ固形物を摂り入れていきます。そこで私はある程度の固形物で全身の発疹が出ました。ブツブツ凄かったです。かゆみも。食後すぐにお風呂に入り落ち着きましたが、翌日も軽く出ました。
おそらく原因は量が多かったのと咀嚼不足だったのかなと感じています。それだけ腸などの内臓が敏感に働いていたのかと思うといつも頑張ってくれている自分の身体に感謝しないといけませんね。
次第に体が慣れてくると自然と固形物が増え、他の実験もあり焼き芋を食べるようになりました。
そこで気付いたんです。焼き芋は喉越しがうまい。甘いしうまくてたまらない。ちょっとハマってしまって来年は自分でも栽培しようかなと思っているくらいです。(情報収集中でいろいろ教えていただきました)
ちょっと話がズレましたが、喉越しを楽しんでいるときに咀嚼はしていたものの唾液が吸収されて口の中でドロドロになっていないことに気付いたんです。
なんかお腹が張るなとか、便が硬く便秘気味だなと感じることもあり唾液の意識、水分の摂取を心掛けたら変わりました。喉越しを楽しんでいる場合ではありませんでした…反省…
芋は食物繊維なので便秘になりやすいこともありますが、うまくてハマり過ぎていたので薄々気付いていたんですが実行するまでちょっと時間が掛かってしまいました。
このような芋事件もあり日頃の食事でも意識をする大切さを感じたことでした。
以上、断食やって良かったことでした。
これだけの気付きや良かったことがありました。
断食は今後もやる予定でいます。その時は一緒に励まし合いながらやっていく断食グループを作りたいと思っています。
ご希望の方はお問い合わせください~(有料会員制でR4年度は割引設定予定です)
最後にここまでお読みいただいた方へ特別な情報をお伝えします。
私が同時に勉強していた内容は『温活』、『副腎疲労』についてです。
それぞれ内容は異なりますが、基本は身体を糖質代謝から脂質代謝にすること、そうすることで体質が変わってきます。
温活:冷えに強くなるための対策と知識
副腎疲労:何故疲れやすいのか、眠くなるのか、朝起きられないのか、間食がやめられないのか、気管支などの呼吸器症状が出るのか、血圧が上がるのか、子供の気管支喘息やアレルギーが出るのか、どういう対策があるかなどなどです。
これは研究報告も出ている内容です。
ご興味のある方は是非個人でのワークショップやオンライン、当院でのワークショップにご参加いただけたらと思います。
という事でもっといいこと考えてます!
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。