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当院の休診日等、最新情報のチェックはこちら。 当院での日々の施術を綴っています。 各症状にあわせた施術例を掲載。 読み物コンテンツ

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手当てブログ

当院での日々の施術を綴っています。
※許可をいただいた方のみ掲載しております

非必須アミノ酸

非必須アミノ酸(簡潔にまとめた資料です、本当は莫大な量です)

体内で作れるアミノ酸なので『非必須』が付いています

私はドクターでも何でもないのであくまでも参考までにしてください~
※食品は他にもあるので気になる方はご自身で調べてみてください
参考までに

グリシン
アラニン
セリン
アスパラギン酸
グルタミン酸
アスパラギン
グルタミン
アルギニン
システイン
チロシン
プロリン

『グリシン』
◎睡眠に対する効果(血管を拡張させ、表面体温の上昇を促すことで体内の熱を放出し、体の中心温度を下げます。体は眠りに入ろうとするとき、自然と体の内部の温度を下げるので、グリシンは自然な睡眠を導く効果がある)
◎抗うつ効果(セロトニンを増加させることが報告されています。セロトニンは脳内で不足するとうつ症状を引き起こす)
◎美肌効果
・コラーゲンを構成するアミノ酸で、コラーゲン中の約3分の1を占めている
・体内ではセリンやスレオニンから合成
・クレアチンの原料としても使用
・コレステロール値を下げる効果
・湿疹や皮膚炎、口内炎の改善に用いられる医薬品の原料としても活用
※統合失調症の治療薬にクロザピンを用いている場合は、グリシンを併用するとその効果が弱まる恐れがある
〈食品〉
牛スジ、鶏軟骨、豚足、エビカニ

『アラニン』
◎肝機能を改善する効果(アルコールを分解する性質)
◎持続的な運動を支える効果
◎スキンケア効果(天然保湿成分(NMF)の成分として、化粧品にも配合)
・運動時にはグルコース(ブドウ糖)を分解してエネルギーを生じるが、この際、アラニンも体内で生成される。エネルギーを生み出す過程でつくられたアラニンは、その後肝臓へ移動し、再び、エネルギー源となるグルコースをつくるために利用される
・グルカゴンの分泌を促す(血糖値の低下に伴い分泌されるホルモン)
〈食品〉
しじみ、あさり、かに、海苔、牛や豚のレバー、鶏肉

『セリン』
◎美肌・美白効果
◎アルツハイマー病を予防する効果
◎睡眠を促す効果
・ブドウ糖を供給するホスファチジルセリンの原料にも
・リン脂質を生み出すために必要(細胞膜をつくる主成分)
・体内でシステインに変換
〈食品〉
牛乳、大豆、高野豆腐、イクラ、かつお節

『アスパラギン酸』
◎疲労回復効果(乳酸の分解を促進、グリコーゲンの生成を促進)
◎体調を整える効果(人間の体液のバランスを整え)
◎アンモニアを解毒する作用(肝臓の負担を減らす)
◎スキンケア効果(新陳代謝を促進し、保湿をする効果)
・うま味を持つアミノ酸として、様々な食品に含まれる
・中枢神経で働く興奮系の神経伝達物質でもあり、コンブなどに含まれるうま味成分
・アミノ酸を利用した甘味料アスパルテームの材料。アスパルテームはフェニルアラニンとアスパラギン酸が結びついたもので、砂糖の200倍の甘みがあるにも関わらず、砂糖よりもはるかにカロリーが少ないため、世界中でキャンディやチューインガム、清涼飲料水などに使用
・ミネラル類と一緒に食べるとより効果的
〈食品〉
アスパラガス、大豆もやし、サトウキビ、牛肉、鶏肉、豚肉などの肉類

『グルタミン酸』
◎アンモニアの解毒作用・利尿効果(グルタミンを合成することでアンモニアを無毒化)
◎脳を活性化する効果(脳にダメージを与えるアンモニアを無毒化、興奮系の神経伝達物質で脳を活性化、リラックス成分であるGABA(ギャバ)も生成)
◎脂肪の蓄積を抑える効果
◎美肌効果
◎血圧を下げる効果(脳卒中による死亡率が6%、心疾患による死亡率が4%減少するという研究報告)
・うま味物質として調味料などに活用、ナトリウムと結びつくことでうまみが増す、風味を増加させ、食欲をかきたてる、うま味は消化を促進する効果がある(胃液の分泌が促進)
・グルタミン酸の豊富な昆布と、同じくうま味物質であるイノシン酸が豊富に含まれているかつお節を組み合わせることで、うま味の相乗効果を発揮
〈食品〉
海藻、白菜、緑茶、イワシ、トマト

『アスパラギン』
◎運動時の持久力を向上させる効果(乳酸の生成を抑制し、疲労回復や、スタミナを向上)
◎尿の排出を促進する効果(尿の合成を促進し、有害なアンモニアを体外へ排出する働き)
◎丈夫な体をつくる効果(たんぱく質を合成し、丈夫な体をつくるために必要な成分)
・アスパラギン酸とは違う物質
・アスパラギン酸とアンモニアから「アスパラギンシンテターゼ」という酵素の働きによって生成される
〈食品〉
肉類、大豆、牛乳、じゃがいも

『グルタミン』
◎腸の働きをサポートする効果(萎縮した腸管を再生する働き:じゅう毛の細胞分裂を活発にして生体内へバクテリアの侵入を抑える役割)
◎免疫力を高める効果(風邪などの感染症にかかりにくくなるという報告も)
◎筋肉を強化する効果(タンパク質:筋肉の分解を抑制する、筋肉の維持に重要な成分)
◎傷を治癒する効果(創傷の治癒に必要なたんぱく質の前駆物質、窒素の代謝に働きかける)
◎アルコール代謝を促進する効果(アセトアルデヒドの血中濃度を低下)
・グルタミン酸とアンモニアが「グルタミンシンテターゼ」という酵素が働くことによって生成
〈食品〉
海藻、大豆、サトウキビ、肉、魚、卵、チーズ、トマト

『アルギニン』
◎成長ホルモンの分泌を促進する効果
◎免疫力を高める効果(マクロファージとよばれる免疫細胞を活性化)
◎アンモニアの解毒効果(肝臓でアンモニアを代謝する「オルニチン回路」に関わる)
◎血流を改善する効果(一酸化窒素をつくり出し血管を拡張し、血流をスムーズにする)
◎スキンケア効果
◎ダイエット効果(成長ホルモンは脂肪の代謝を促進し、筋肉を増強させる効果、食欲を抑えるはたらきがあるため、食欲抑制剤としても利用)
・体内で合成できるが、生成能力が十分でなく、不足分を摂取する必要があるため、準必須アミノ酸ともよばれる
・より効果的に摂取するためには、クエン酸などを含む柑橘系や酢の物、またビタミンB₆を含むカツオやマグロと一緒に摂取したほうが良いといわれている
・アルカリ性のため、過剰に摂取すると弱酸性の消化器官に悪影響を及ぼし、胃腸が弱っている場合は下痢を引き起こす危険性
・成長ホルモンの分泌を促すことから成長期の子どもが過剰に摂取すると巨人症になる恐れも
・オルニチン、トリプトファン、グリシン、チロシンなどのアミノ酸も成長ホルモンの分泌を促進する
・細胞の増殖や、組織の修復に欠かせない物質であるポリアミンを合成し、傷の治癒に重要な成分の合成にも関わる
〈食品〉
鶏肉、大豆、高野豆腐、えび、ごま、ナッツ類、牛乳

『システイン』
◎激しい運動後に起こる不調を予防する効果(運動による炎症と免疫機能低下が抑制される)
◎髪や爪、肌などに存在する成分(ケラチンというたんぱく質を構成するアミノ酸)
◎美容効果(皮膚の新陳代謝を促進してメラニンを排出する効果)
◎肝機能を改善する効果(アルコールを分解する性質)
・必須アミノ酸のメチオニンから変換され、システインになる
※システインが増えることでインスリンの分泌不全を引き起こす可能性、糖尿病を患っている方が過剰に摂取すると糖尿病が悪化する恐れがあるため服用は医師に相談すべき
〈食品〉
肉類、レバー、魚類、卵、豆類

『チロシン』
◎うつ症状を改善する効果(脳を興奮状態にしてやる気を起こさせるドーパミン)
◎集中力を高める効果
◎ストレスをやわらげる効果
◎白髪を予防する効果(髪の毛や皮膚の黒色色素であるメラニン色素の原料)
・必須アミノ酸の一種であるフェニルアラニンから合成される
・神経細胞の興奮や抑制を伝達するアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質の原料
・成長促進
・糖分と一緒に摂取すると吸収が良くなる性質があり、果物から摂取することで効率良く摂取
※過剰に摂取すると肌のシミやそばかすを発生させやすくする可能性
※過剰摂取は血圧の上昇を招くノルアドレナリンの量を増加させるので、注意して摂取、交感神経が刺激されるため、動悸や手の震えも
〈食品〉
乳製品、たらこ、ちりめんじゃこ、落花生、アーモンド、大豆

『プロリン』
◎関節痛を改善する効果(コラーゲンの主要な構成成分のひとつ)
◎美肌効果
◎脂肪を燃焼させる効果(胃やすい臓の消化酵素であるリパーゼを活性化)
・グルタミン酸からつくられる
・コラーゲン内のプロリンの約半分は、水酸化されたヒドロキシプロリンに変換されたものが存在している
また、コラーゲン中のアミノ酸の約10%を占めている
ビタミンCと一緒に摂ることで、さらにコラーゲンの再生や肌荒れの予防、肌の潤いを保持するなどの効果
〈食品〉
豚肉、動物性ゼラチン質:ゼリー、マシュマロ、小麦たんぱく:焼き麩、大豆たんぱく:湯葉、高野豆腐

2022年5月25日 (水)