春の症状と恒常性(こうじょうせい)について
最近のブームな症状に合わせて疲労するメカニズムをまとめてみました。
本日はR6年3月5日
3週間程前からとんでもない症状の方がお越しになっています。
当時は私的に春を何となく感じる3月くらいから心配していた症状だったのですが、2月中旬から出始めてきた感じです。
多くは背中の緊張(疲労)が出ている方たちで、特に『肝臓』のポイントが固まっています。
この症状になるまでいろんなパターンがありこれだ!という物だけではないのですが、大体の人がセットで『腰の緊張』もあることが多く感じたところです。
そこについて考えた疲労の流れをまとめてみました。
疲労の原因
寒暖差
気候の変動(気圧)
風邪が強いなど
気圧は風を浴びていなくても影響するもので、風の音がビュービューしているのを聞くだけでもストレスになります。
(人によって)
冬の疲労の残り
花粉などのアレルギー
日頃の不摂生
など
恒常性について(気候変動メインで考えて)
恒常性とは普通を維持することです。
例えば気温が下がって体温が下がったら体温を平熱に上げようと自律神経が身体の調整を始めます。
ぶるぶる震えたり、鳥肌が立ったり。
血圧が下がったら平常にしようと微調整をしてくれます。
拍動を強くしたり。
そんなことを無意識で調整してくれるのが自律神経なのでいつの間にか疲労してしまうのです。
そして気付いたら急に痛めてしまう訳ですね。
その痛めてしまう原因が上記したことになるのですが、それは置いといて。
恒常性は内臓で言うと『腎臓』の仕事になります。
しかも、腎臓は頑張れホルモン(ステロイド)を出すところですので無理をした後にすごく疲労感が出てしまいます。
結果、身体の疲労が取り切れず痛めてしまうループに陥ることになります。
そして、東洋医学では腎臓が元気じゃないと肝臓も元気にならない循環があるため『背中の緊張』が出てしまうということです。
現場の反応を見ていますと〖腎臓の施術 → 背中が緩む〗といったことが診られました。
それだけじゃ足りない人もいましたが重症度と比例しているパターンと他の患部も狙う必要があるパターンとがありました。
どちらにしても普段の疲労やこの季節のことを考えると肝臓の回復施術だけじゃなく腎臓の施術もセットで必要だと感じているところです。
その他腎臓の不調は
肝臓、心臓、呼吸器、など様々な症状へ繋がっていきます。
喉(のど)の不調もその一つです。
(生理学:割愛)
みなさんはこの季節どうでしょうか。
割と痛めてから2~3週間とかして再発しました的な感じでお越しになる方がいらっしゃいますし、人によってはもっと日にちが空いてからお越しになる方もいます。
症状は溜め込んだ分回復するのに期間が掛かってしまいます。
一時的な改善でその時動けるようになればいいと希望されている方や治す気がない方は別として、今後のためにしっかり改善されたいと思われている方は投資と一緒で早目に処置を開始することで、その結果やっていて良かったと思われるのではないでしょか。
このブログが皆さんの健康のお力になれることを祈ってます(^^;)
そして施術をして早く治らないとストレスを溜めてしまう方がいますが、すべて自己責任です。
ちょっと厳しい言葉と感じられるかもですが、治るまでの期間は自分の身体にしてきた償いの期間です。
人のせいにしたり、何かの都合を付けて真剣に改善するための行動が出来たでしょうか。
自分自身が生活の中で身体などに何をしてきたのかを見直して、気付いていただくことが大切なのです。
最後は春の症状から外れましたが、改善に必要な大切な取り組みについてお伝えさせていただきました。
以上、春の症状と恒常性についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。