足首の靭帯のMRIについて
症例についての独り言です。
MRIはレントゲンでは分かりにくい組織の損傷の診断に役立つと言われています。
しかし、それは症状が新鮮なものほど分かりやすいものと感じています。
(損傷部位によりますが今回は足首について)
多分ですが、
急性期:分かりやすい
回復期:ギリ分かる
慢性期:分かりにくい
といった感じだと思います。
足首で損傷しやすい靭帯と言えば、
前距腓靭帯
踵腓靭帯
後距腓靭帯
前脛腓靭帯
二分靭帯(踵舟靭帯・踵立方靭帯)
骨間距踵靭帯
内側三角靭帯(前脛距部・脛舟部・脛踵部・後脛距部)
これらがメジャーでしょう。
その他筋支帯などだと思います。
上記しましたが、慢性期が本当に分かりにくいです…。
慢性期とは半年以上と思ってください。
明かな断裂などがあれば分かりやすいでしょうが、微小損傷程度ではドクターでも分からないのではないでしょうか。
私からすると何となくここが怪しいのでは?といった感じです。
ここでのMRI検査の情報を観ることができるということは、クライアントさんのお陰様ですし、ドクターともやり取りできてないと観られないと思います。
うーん…、勉強になる…。
有難い。
でも、慢性期に入ると足部の組織がまだ回復していない場合があったりして足部全体の緊張があったり、損傷期間(痛みがあった期間)に身体が歪み、その原因で症状が残っていることがあります。
関節、骨、軟部組織の硬さまではMRIで分からないものですし、多くの病院施設では身体の繋がりまで理解されていないのではと思います。
この場合はいくら足部の施術をしても一時的に楽になるだけで、再び症状が出てくることが多いように感します。
しかも足部の負傷と同時にその衝撃が他の部位に残っていることもあるものですから色々とチェックする必要があり、最初から外傷の施術ができるのであればケアをする必要があります。
当院では【患部以外にも患部がある】とよくお伝えしていますが、まさに今そんなクライアントさんがいらっしゃってまして…。
このブログを書きながら感じたのですが、MRIについて愚痴を言っている場合ではなくもっと勉強しなさい、早く楽になるように仕事しなさい、と何者かの声が聞こえてきまして(笑)
何となく書いてみるものですねブログ(笑)
やる気が出てきました。
クライアントさん、貴重な症例をありがとうございます。
以上、私の独り言MRIについてのブログでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こんなブログ読んでくれている人ってどんな人なんだろ(笑)















