手のシビレなど
手のシビレ・その他の症状
今回は『手のシビレ』等、ここ最近の患者さんの症例をいくつかお書きします。
こちらの内容は多くの悩んでいる患者さんのお力になれるようにと思いお書きします。
症例
①手のシビレを整形外科で手をオペするしかないです。と言われた患者さんお二人。
②10年以上両手のシビレがある患者さん。(次回に書きます)
③腱鞘炎の患者さん。(次々回に書きます)
④手荒れの患者さん。(次々々回に書きます)
一つずつ解説
①のお1人について
都内の整形外科で手根管症候群のため今の状況では手のオペをするしかないと言われ、オペをしたくないということで知人の紹介で遠くから通院していただいていました。
こちらの患者さんの原因はいろいろありました。私の検査では手だけに原因がある感じではなく、頸椎、胸郭、腰椎、頭蓋骨、内臓、といった感じでしたのでご説明して施術を開始になりました。
通院は毎週1回、施術時間45分から1時間。調子によって時間が変わりました。1カ月程で(月の途中のため3回くらい)少し変化が出始めましたが、2カ月ほどはスッキリしない感じでした。
しかし施術回数を重ねるごとにシビレの感覚に変化が出始めます。ご本人がおっしゃっていましたが、『ねっとりになってきた感じ、ビールからサイダーになってきた感じ』などいろいろな表現をされていました。(笑)
とても前向きな患者さんでしたので、楽しく一緒に施術を前向きに取り組んでいけました。最終的には症状は無くなり違う部位を施術するようになりましたし、その後は経過観察、予防のケアをしていきましょうという流れになりました。良かったです。
原因(①の患者さんの原因)
頸椎、胸郭出口症候群、肩甲骨の硬さ、、手根骨、頭蓋骨の硬さ、自律神経、内臓や体調不良、足趾、等いろいろ。(全身です)
その他の症状
前のシーズンの冬に血圧の薬を服用、胃の不調、首肩の負担、よく風邪を引く、便秘等
次の冬は血圧の薬は服用無しで良好。胃の調子良好、首肩の調子良好、風邪引かなくなり良好、快便良好
(参考までに:血圧異常や不整脈、動悸は胃の腹大動脈への圧迫から起こることもありますし、他にも原因があります。)
経過と感想
いろいろな施術ケ所があり大変でしたが、(解毒作用ですが数回下痢が続きました。)なにより患者さんが頑張ってくださいました。遠いところ通院されるのも大変だったでしょう。しかし、あきらめないで施術を受けてくださったことで症状が無くなり結果オペをしなくてすみました。大したもんです。やる気、ご自身の免疫力に感心させられます。人間は生きている間何が起きるかわかりません。数々の難病を私と一緒に克服された方々がいらっしゃいますが、ご本人のやる気で皆さん克服されています。皆さんによくお伝えしますが私の施術時間は1日で考えるとほんの少し。1週間にしたら微々たるものです。ご自身の免疫力と努力が必要です。ご自身でのケアなど必要なことはたくさんお教えします。それらを頑張っていただいた方が難病も克服されています。完治まで行かなくても生活が楽になってくれる方もたくさんいらっしゃいます。辛かった日々に私も痛いほど共感、ご理解いたします。しかし、私が治すわけではありません。患者さんご自身でも治そうという気持ちが大事です。たまに治す気持ちが全くない患者様もいらっしゃいますが、その気になりグンと良くなっていかれる方もいらっしゃいます。ですからあきらめないでいただきたいです。最後になりますが施術を通して少しでも悩んでいる方のお力になれたらといつも思っています。以上お読みいただきありがとうございました。次回は①のお2人目の患者様の症例をお書きいたします。