手のシビレなど4
手のシビレ・その他の症状
今回は『手のシビレ』等、③の患者さんの症例をお書きします。
こちらの内容は多くの悩んでいる患者さんのお力になれるようにと思いお書きします。
症例
①手のシビレを整形外科で手をオペするしかないです。と言われた患者さんお二人。
②10年以上両手のシビレがある患者さん。(次回に書きます)
③腱鞘炎の患者さん。(次々回に書きます)
④手荒れの患者さん。(次々々回に書きます)
一つずつ解説
③の患者さんの腱鞘炎について
腱鞘炎で悩まれている方は多いと思います。しかも長年の症状のでいろいろな病院や治療院へ通われる方も多く,注射をされたというお話もよくお聞きします。たくさん同じような症状の方がいらっしゃいますので今回は1例ではないです。
手については基本頸椎ですが、頸椎を考えると骨盤や腰椎も関係してきます。他には内臓も。
やはり体とのいろいろな関係性があるため、全体を見る必要があります。
また、単純に肩、肘、手の骨や筋肉の位置がズレていて頸椎の施術だけでは症状が改善されない時もあります。
手と身体の使い方に問題があるということですね。
原因(③の患者さんの原因)
手根骨、前腕骨、上腕骨、頭蓋骨の硬さ、頸椎、胸郭、☆腰椎、自律神経、内臓、足等いろいろ。(やはり全身です)
よくある付属の症状
頭痛、肩こり、頚部痛、腰痛、肘痛
その後、緩和されても頚部の疲れ、頭痛、腰痛で来院されることが多いです。時々の予防ケアが必要ですね。
経過
隔週で1度1時間程度の手当てで2~3回で割といい変化が出てくれることが多いです。(程度によりますが)炎症があるなど急性気味の方はもう少し多めに来ていただき手当てを必要とします。しかし、経験上みっちり手施術時間をいただくとそこそこいい変化が出てくれることが多いです。
大変なことは手も大事なのですが手に関係している他の症状を改善させていくことが大変な場合も多いです。
何が大変かと言いますと、患部以外を手当てするために患者さんに理解していただくのが大変なのと、手に関連している頸椎周囲の筋肉の緊張が強すぎる場合があります。
1時間程度の施術でも何気に大変な時があります。限られた時間でベストを尽くしますが。
また、意外と腱鞘炎の症状がある患者さんは頚部痛がメインでついでに腱鞘炎があるという方が多いため、頸椎の症状を取ることが大変だったりしますし、頸椎が楽になった時には手の症状は忘れている場合が多いです。(楽になっているということです)
伺うとそういえば最近気にならなくなっていたと言われますので。
といった感じです。
以上経過と感想です。
そこで今回もお伝えしますが、腱鞘炎の症状もあきらめている方が多いです。
ご本人のやる気で皆さん克服されています。
症状が強い場合は手当てをどれだけ受けていただけるかも大きく治癒期間に関係してきます。皆さんには何とかご自身の症状を克服していただきたいと思っています。私が治すわけではありませんので患者さんご自身でも治そうという気持ちも大事にしていただきたいです。そうすることで何か変化は出てきてくれます。
そして良くなった後は1ケ月に1度のみっちり予防ケアをお勧めしています。未病です。金額は掛かりますが健康のための自己投資と考えていただきお受けいただけたらと思っています。症状が強く出てしまうと症状を取り除くまでに期間がかかります。その辛い間ストレスを抱えます。健康に生活をしていただくためには予防が第一です。そのお手伝いをさせていただけたらといつも思っています。
最後になりますが施術を通して少しでも悩んでいる方のお力になれたらといつも思っています。
以上お読みいただきありがとうございました。次回は④の患者様の症例をお書きいたします。