足首骨折の治り途中の色々な痛み
足首の骨折
(外果骨折:腓骨)
※もう治ってます。(R6年3月時点)
骨折後、3週間ほどして整形外科にてある程度普通にしていいと診断を受け当院へ受診。
この時を待っていたそう。
その期間は松葉杖生活。
主訴(初診時)
・しゃがむときに内側後面の痛み(++)
→ 軟部組織
・外果の痛み
→ 骨折部(まだ治ってないですよという感じでした)
・内果の痛み
骨折するくらいなので他にケガをしていてもおかしくないです
よくあるのは内果の靱帯同時損傷
・かばって弱っていた下肢の痛み
・その他の身体の痛み
検査(視診・触診)
・足首の腫れ(+)
・足関節・足趾・足関節周りの軟部組織の緊張(+)
・その他、かばっていた場所のいろいろな緊張(当時は少しづつ施術していくことに)
※ちなみに骨折の衝撃は色々な場所に伝達しシコリなどの症状を作ります。
検査では(初診時)
まず、患部が治っていない状況と判断。
腫れ、圧痛、リハビリが怖い、がある。
これは当院が治すしかないのですね、という感じでした。
ある意味、整形外科がしてくれない内容があるため当院へお越しいただけます。
〇〇整形外科さん、いつも中途半端でありがとう。
その他、症状と生活習慣を考え負担がある部位のチェックも。
ちなみに私は整形外科勤務時のリハビリはめっちゃ慎重に、そして積極的に取り組んでいました。
1回目:施術後の反応
一番の主訴であったしゃがむ → 施術後はそんなに変化を感じられない
歩行が楽になる
怖さ残存(治ってないので)
股関節周りの軽さを感じていただく
(軽く両下肢の施術をしました)
※足首の症状でも時間を掛けて全身のチェックをしました。
2回目:来院時の問診にて
一番の主訴:しゃがむ時の痛みが楽になったと知らされる
しばらく普通じゃなかったので施術の効果を感じていただくのに少し時間を経て軽減されたるパターンと確信
骨折部:1回目はしゃがむ時の痛みを軽減することに集中した施術をしていたので施術後のリバウンド(+)だったという
多少のリバウンドは覚悟していただくことを伝える
2回目:施術後
かぶれに気を付けてテーピング処置後、足首の守られてる感がアップ
両下肢が楽になる
両殿部と腰を少し施術しましたが次回も腰部をもう少し施術したい感じ
※足の神経が腰から出ているため腰の施術が必要と判断しました。
3回目以降
なるべくこまめに施術にお越しいただくよう指示し、しばらく短い施術時間を繰り返しましたが、時々長目の施術時間を入れて歩き方の指導、食生活の指導、リハビリ方法などのアドバイスを。
ご都合で途中3ヶ月程、月に2~3回くらいしか施術ができませんでしたが、それも回復していた証拠とみました。
痛くて仕方なかったらお越しになると思います。
ラスト2週間で短時間施術1回、長い時間施術3回を施行し、本格的な身体の調整と患部の少し強めな調整ができるようになったところで一旦卒業にし、日常で負担を感じられたところでケアをすることに。
こちらのクライアントさんは計6か月掛かりました。
施術者の意見
外傷は日に日に変化します。
そして、固定もあるのでこまめな処置はもちろん、リハビリも、その時に合わせ上手に施行する必要があります。
施術は生もの。
本当は早い段階で全身の施術から患部を狙った方がもっと早期回復のお手伝いが出来たのではないかと思います。
今回のクライアントさんは特別で、炎症が残存していたため施術時間やリハビリの調整をするのに工夫が必要でした。
また、期間が掛かってしまったのは最初の応急処置が出来なかったことと、途中の施術が少なかったこともあり期間が掛かってしまったのもあります。
可愛そうですが仕方ないことです。
この期間は自分自身への償いの時間で今まで身体などにしてきた反省と改善をしていく大切な期間となります。
食生活やケアの方法などを学ぶ期間となり、そこで学んだことを自分の意志で行動していただく。そして改善していきます。
身体の使い方に原因がある場合はケガのリスクがあります。
身体のどかに問題がある場合もどこかのケガを導きます。
まとめ
こんな感じでお悩みの方がどれだけ世の中にいるのでしょう。
みんな当院へ来ちゃえばいいのに、と思うのですが、そう上手くいきませんね…
実はルールがあって、先に整形外科に行かれた場合は当院に通いたい旨を整形外科のドクターに伝えていただき、OKが出たら当院への通院が可能となります。
(病名を必ず聞いて下さい)
多くのドクターはNoという返答がありますが、今までの経験上OKを出してくださるドクターもいらっしゃいました。
例えNoという言葉があっても悩まれている場合は諦めないでください。
保険請求は複雑で厳しいため、再発や痛みが後から出てきたなどの場合は当院で施術可能なこともあります。
なので、お悩みの方は一度ご相談くださいね。
※傷害保険を使いたい場合、ドクターからNoでは使えません。
使用される場合はYesをいただいて下さい。
世の中のお悩みの方に届きますように。
以上、症例報告でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。