口の中を噛む、について
たまに口の中(ほっぺた・舌)を噛んでしまったという話を聞きます。
今回はそんな話を身体との関係性と考えてブログにしてみました。
それも昨日食事中に妻が舌を噛んだということがあったのでネタにさせていただきました。
妻よ、ネタの提供ありがとう。
皆さんも今までに経験されたことがあるのではないでしょうか。
私はあります。
早速ですが、治療家目線で考えたことを書かせていただきます。
※口内炎などは別話とさせていただきます。
なぜ噛むのか
私が考えるに『食事中の姿勢・噛み癖・集中力の欠如・身体の歪み・心身の不調』これらが原因ではないかと考えています。
口内を噛むリスクについて以下にそれぞれまとめてみます。
食事中の姿勢
食事中に身体が横を向いて捻じれていると噛んでしまうリスクが大きいのではないでしょうか。
子供のお世話をしながら、周りを気にしながらなどです。
状況によっては致し方ないこともあるかと思いますが、噛んでしまう事は何かを教えてくれたサインだと思われます。
また、イスに座っている場合は地面にしっかり足を付けて食べた方が良い食事ができます。
これは幼児食アドバイザーの勉強をしたときに納得したのですが、地面に足を着いて食べた方が噛む力が発揮されます。
小さい子供が大人と一緒に食事される場合はテーブルが高いと思いますので、足元に小さな足台などを用意してあげると便利です。
これも食育といったところでしょうか。
床上での食事は脚を崩されることやあぐらをされると思いますが、できれば正座をして食べた方が姿勢もキレイで健康的な食事ができるのではないでしょうか。
噛み癖
大体の人に噛み癖があるのではないでしょうか。
これはしょうがないという事もありますが、使われる筋肉の方に緊張が強くなり顎が引っ張られてしまいます。
顎の筋肉は強靭なため施術では緩めるのが結構大変だったりもします。
しかも痛いです。
その噛み癖が身体を歪ませる原因になっている人もいます。
施術側からのアドバイスとしては
・ゆっくり噛むこと
・よく噛むこと
・左右同じように噛むこと
・癖を作らないこと
・癖があっても時々顔をほぐすこと
・食事中の姿勢も気を付けること
・予防に来て頂く事
といったところでしょうか。
顎の疲労は自律神経の疲労で顕著に出る部位でもあります。
日常で顎が疲れを感じられた場合は身体の調整にお越しいただけたらと思います。
私も時々疲れていると食事中に顎の疲労感を感じることがあり、年に2回程顎関節の痛みを感じることがあります。
そんな時は自分で調整をするか、施術を受けに行きます。
私だって人間ですもの。
集中力の欠如
心身ともに疲労していたり、余裕が無い場合は日常生活の中で食事にも集中できない状況になってしまうこともあるのではないでしょうか。
それが噛んでしまう反応だと思います。
食事は楽しく美味しくいただきたいものです。
そして食べ物に感謝しながらいただくことが大切ではないでしょうか。
集中力の欠如=自律神経の不調
そんな時は施術にお越しください。
身体の歪み
噛み癖の項目にも記載しましたが、顎(顔)の歪みは身体の歪みと連動していることが分かっています。
ですから逆に身体が歪んでいても顎(顔)が歪んでいますので噛んでしまうリスクが上がってしまいます。
上記しました座り方が悪くても歪みに繋がります。
なので施術では顎の調整を必要とする場合は身体全身をチェックして調整します。
たまに歯医者さんで何もしてくれないという事で当院へお越しいただく方がいます。
そして全身の施術となることがほとんどです。
全身のチェックが必要な例をマンションでお伝えしますと、
マンションの1階が歪んでいたら倒れてしまうので最上階までの間にいろいろな階が歪みバランスを取り倒れないよう自然に調整されます。
そして固めます。固めないと倒れてしまうので。
人間には凄い能力がありますね。
しかもその歪みが原因ですぐに何かの症状が出ることはありません。
敏感な人は別として時間を掛けてジワジワと出てきます。
ということで身体のバランスを安定して整えるためには期間を掛けて調整していくことをおすすめしています。
一時的に楽になるのであれば単発の施術でもいいと思いますが、長期間掛かり固まったものをしっかり調整していくにはそれなりに時間が掛かるという事になります。
心身の不調
心身の不調も身体の歪みを助長します。
特に舌を噛むことが多いのではないでしょうか。
舌=心
経験上『心』が関係している場合が多いと感じていますし、そう学んだこともあるのですが人それぞれな面もあります。
ここは正直100%と言えないところですが、関係性は大きいかなとも思っているところです。
もし自覚のある方は当院の施術『lead will action』をお受けいただけたらと思います。
その他の予防として『心=身体』となりますので『身体を元気にすることで心も元気』に、というのも施術から狙えるところです。
まとめ
口の中を噛む、について書かせていただきましたが、施術家目線から色々なことを考えてみました。
(以前から思っていてクライアントさんには説明していることです)
春になると自律神経の不調が爆発してきます。
ということは噛んでしまうリスクも高いのではないかと思っているところです。
先日『自律神経の不調』で涙を流して帰られた方がいましたが、とうとう春の症状が始まったかなと思ったところでした…。
そろそろ予防施術が必要ではないでしょうか。
このブログがお悩みの方のお力になれればと思っています。
元気に生活が送られるよう『健康のお手伝い』をさせていただくことが当院の方針です!
皆さんのご予約をお待ちしてますね~♪
以上、最後までお読みいただきありがとうございました~♪