肩の痛み(肩関節周辺)
主訴
夜寝ていて左肩が痛い
触診検査
・頸椎の緊張(特に上部頚椎)
・頭蓋骨の緊張
・手指の緊張
・胸郭の緊張(胸骨・鎖骨・肋骨・肩甲骨・胸郭周辺筋群)
・脊椎の緊張
・自律神経の不調(交感神経優位)
・循環器の緊張
・呼吸器の緊張
施術にて
左胸郭(肋骨・心臓・肺・気管支)の緊張
おそらく日常の身体を使われる体勢や冷えで緊張が出て胸郭の動き(肺機能・心臓機能)が低下したと思われます。
肺が膨らまなくなり呼吸が浅くなります。(身体の緊張に繋がります)
心臓の機能低下は血行不良に繋がります。
脊椎(頸椎・胸椎・腰椎・骨盤・尾骨)の緊張があり、特に頸椎2番3番が緊張。
※頸椎の神経は肩、背中、胸郭、上肢(肩から手)まで走行しています。
脊椎の緊張があるということは脊椎周辺筋肉の緊張まであることがほとんどです。
同時に経絡も緊張してくるため離れた部位までの症状が出てくるため足先までチェックします。
症状改善まで
1回施術して大分軽減されました。
次回はご都合で1週後予定
病院だったらこのような診断と処置でしょうか
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
肩こり
冷えているから冷やさないように
人によっては老化
湿布・痛み止めの薬・筋肉弛緩剤・血行促進剤
といった感じでしょうか。
当院では
関係ないと思われる(本人は感じていないだけ)内臓なども施術の対象です。
しかし、患部も大事ですが患部から離れた場所の検査も大事に考え施術をしているため、関係していた場所は臓器、骨盤、手指、頭蓋骨なども施術対象です。
今回のクライアントさんは肩関節の症状を訴え、実際に近くの胸郭と頸椎に問題がありましたが割とスムーズに施術することでき、ご自身で予防することも可能です。
改善に必要なこと
なぜその症状が出ているか気付いていただくことです。
症状は何かのサインを出して教えてくれています。
そこに気付いてあげられるか。
今回のクライアントさんは普段から予防にお越しいただいている方でしたので身体のサインに気付いてすぐ対策が出来ました。
しかし、治らない人は1度から2度の施術で諦めてしまったり、日常の不摂生を改めない傾向にあります。
改善する努力をしていくと症状は変化していくもので、この間は『自分への償い』の期間です。
何かに気付き反省し、改善していく期間です。
何かの症状でお悩みの方がしっかり回復していただくためには少なくとも3回程続けて施術をして、その後継続した施術をお受けいただくようおすすめ致します。
日常の改善と施術で何かしらの変化が出てきますので。
(症状によります)
また、期間を掛けて出た症状がすぐ改善されることはそうそうありません。
今動けるようになればいいという場合はある程度の回復を見越した1度の施術で何とかなることもありますが、それは稀なことでそう上手くいかないことの方が多いです。
(強い症状・慢性症状など)
※とか言いながら施術ではその場で変化が出ていただけるよう出来る限りお手伝いさせていただいています。
最後に
他にもこの症例ブログと似たようなクライアントさんについて書く予定ですが、ここ最近冷えが原因で強い症状の方たちが多くみられるようになってきました。
酷くなる前に早目の予防にお越しいただけたらと思っています。
是非ご予約くださいね~(^^;)
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m