秋の花粉症
今回は『秋の花粉症』についてです。
一年中アレルギーのある方もいらっしゃいますが、基本はどのアレルギーでも考える内容は通年共通です。
どの季節に弱いかで一人一人どの内臓が弱いのか変わってきますし、どのような負担が掛ったかで症状の質やタイミングも変わってきます。(食べ物、仕事、ストレス、環境など)
参考にされてみてください。
肝臓=解毒機関
注意点・予防
⓵体とお腹が前側、右側に倒す癖、姿勢が多い方
肝臓側(右)のお腹に圧迫を掛けない姿勢を心がけましょう。時々意識をするだけでも変わってきます。ちなみに糖尿病も関係します。(その他早食いは要注意です)
手当は肝臓が肋骨の右下にありますので擦って疲労を流してあげましょう。コツは左手でお腹の中心から右側へですが、分からない方、やりづらい方は右肋骨下を上から下へ擦るだけでも効果はあります。
⓶睡眠不足
睡眠は体を回復させるのに一番必要なことです。睡眠不足の方は施術効果が出にくい場合もあるくらいです。しかも起きている時間が長いということは大体が光刺激で目も使って疲労していますので疲労へとつながってしまします。(不眠の方は別の手当てが必要な場合もあります)
早寝早起きをしましょう。忙しい方は時々でいいので早く寝ましょう。それでも時間が取れない方は寝始めのノンレム睡眠(深い眠り)にベストを尽くしましょう。最適の環境を作ってください。
ノンレム睡眠、レム睡眠は睡眠サイクルの8時間程で4回程あります。その最初の深い睡眠で回復させる成長ホルモンが一番いいとも言われていますので都合で短時間しか眠れない方は寝始めの睡眠に全力をかけましょう。これを知っているのと知らないとでは気持ちも変わってきますね。今日は睡眠時間が短かったとストレスも減るはずです。
中には短時間睡眠があっている方や、寝だめができるタイプの方もいっらしゃるみたいです。(睡眠の裏話)
⓷目の疲れは肝臓にも影響
文字を見たり、運転で疲れたり、携帯、パソコンで疲れたりと多いと思いますが、目からも疲労へつながります。疲労=肝臓での解毒機能が落ち花粉を解毒するまでの余裕が無くなります。
首の付け根から後頭部にかけて気持ちいい程度でマッサージをしましょう。後頭部には目のツボがありますので一時的にでも楽になりますし目も楽になりますので是非やってみてください。ということは目のケアは肝臓のケアにもつながります。
それでも目の症状が変わらなければ施術をお勧めいたします。先日左後頭部のふくらみがある患者さんの手当てをしていて、左半身の背中側の手当てでふくらみが無くなっていくのを確認しました。人間の体の不思議さを改めて感じ、やはり患部だけでなく全身が関係しているなと実感いたしました。
(皆さんが同じ手当てで効果が出るとも限りません。違うところで変わる方もいます。)
⓸自律神経の不調
自律神経の手当て方法はいくつかありますが、私の中では肝臓の症状は大きく関係していると感じています。東洋医学でも同じです。
人間生きているだけでストレスにさらされています。気候の変動でも。心身ともに余裕が無い時には少しのストレスでも体には大きなダメージをもたらします。
そのためには手当も大事ですが、汗をかく、ストレス発散をしてご自身を調整してあげましょう。
不調になるとご家族も心配しますし、周りの環境へも影響されると思います。逆に調子が悪い方や機嫌の悪い方が近くにいる場合自分も同じ気持ちになったことがあるのではないでしょうか。
余裕がある場合は人に怒らないでやさしくできる。完璧な人間はそんなにいらっしゃらないと思いますが、なるべくならそうありたいものですね。私自身にも言い聞かせて。
以上、秋の花粉症についてでした。
次回は『起き方』についてです。予定表と同時にお送りする予定です。
よろしくお願い致します。