エアコンや冷たい飲み物で腰が悲鳴をあげる?施術家が教える「夏特有の不調」と、身体のサインの受け取り方
最近のクライアントさんを観察していて、夏特有の症状を感じたのでブログにしてみました。
【こんな症状はありませんか?】
お身体の症状が強く出ている方を拝見すると、お腹(内臓の緊張)が張っていて、触るとひんやり冷たい状態になっていることがよくあります。
これは単純な疲労によるものもありますが、多くは冷房や冷たいものの摂りすぎによって、お身体が内側から冷やされて出てきている症状だと感じています。
・内臓が冷える(疲労する) ⇒ 腰痛や全身の不調へ繋がる
・脚が冷える(循環器のツボ) ⇒ 身体が固まる ⇒ 自律神経の乱れ ⇒ さまざまな不調へ
特に「腎臓」がある場所は腰のあたり。そのため、水分代謝の負担が大きくなると、腰に緊張が走りやすくなります。
一方で、まだそこまで強い症状が出ていない方たちは、腰に緊張はあるものの施術で緩みやすい傾向にあります。日常生活について伺ってみると、冷たい飲み物を控えるなど、普段からよく気を付けられている印象です。
中には、過去にお伝えした【お風呂上がりのかき氷やアイス】を今年は控えることで、とても良い状態を維持されている方もいらっしゃいました。素晴らしい取り組みですね!
とはいえ、どんな水分であっても、摂取して体内で処理するだけで内臓(特に腎臓)は一定のエネルギーを使うものです。夏の暑さによる疲労も重なり、腎臓のある腰のあたりは、今時期はほぼ全てのクライアントさんが張っていらっしゃいます。
💡 【施術家自身による、夜の水分実験】
ここで、私自身が身をもって行った実験のお話をさせていただきます。
ある夜、寝る前に温かい飲み物をコップ2杯ほど飲んで眠りにつきました。
夜中にトイレで目が覚めることはなかったのですが、朝起きてからの尿量がとても多く、腰や骨盤のあたりがズーンと重く感じられたのです。
この結果から分かるのは、水分を代謝して尿へと転換する【腰=腎臓】が、夜の間にフル稼働して疲労してしまった、ということです。
普段の疲労度も関係しますが、『たとえ温かい飲み物であっても、量やタイミングによっては内臓の疲労に繋がる』ということが改めて分かりました。
実は私、6月からほぼ毎日ハイボールを飲んできたのですが、これからの夏休みを最高に楽しむため、体調管理を見直そうと一念発起し、8月6日から禁酒(なるべく控えること)を始めました。その第1日目が、この温かい飲み物での実験だったのです(笑)。
暑い夏の水分補給は命に関わる大切なところですが、慢性的に疲労が溜まっている場合、夏の水分処理のダメージは特に身体に堪えてくるのだと、クライアントさんたちのデータからも確信しています。
【張り詰めた内臓や、蓄積された疲労の回復にはステップが必要】
1度の施術で内臓や身体がすっきりと緩む方は、まだ軽症のサインです。今の段階から予防の施術を取り入れつつ、セルフケアを意識していただければ、この夏をうまく乗り切っていただけると思います。
しかし、すでに症状が強くなってしまい、強い痛みでお悩みの場合は、お身体のダメージが深いぶん、回復までに少し丁寧なアプローチと期間が必要になることがほとんどです。あわせて、普段の生活習慣を見直す「自己管理」も大切な要素になってきます。
お仕事や家事でお忙しいと、ついセルフケアを後回しにしてしまったり、お身体の予防を後回しにしがちになったりすることもあるかと思います。
ですが、先ほどの私のハイボールの例の通り、私も「身体はまだ大丈夫、後で調整すれば何とかなるだろう」と覚悟をして飲んできた結果が、今の腰の重さに繋がっています。お身体を本質的に変えていくためには、施術の力だけでなく、日々のちょっとした生活習慣の選択がとても大きな鍵を握っているのです。
🌙 【慢性化すると限界が来るまで気付かない?】
施術中によくクライアントさんにお話しすることですが、何かしらの症状が出るときというのは、お身体がいよいよ限界を迎えて『これ以上は無理だよ!』と教えてくれているサインです。
そこに至るまで、実は何かしらの小さな前兆(サイン)があるものですが、日々の忙しさのなかで「まだ何とかなるから」と過ごしてしまうことで、限界まで疲労が蓄積されてしまいます。
大切なのは「気付き」と「予防」
ご自身でできる最大のケアは、お身体が出してくれている小さなサインに早く気付いてあげることです。
そして予防とは、日々の自己管理と、定期的な施術によるメンテナンスです。
ここで自己管理において最大の壁となるのが、【欲望思考を作る、脳の幸せホルモン(快感)の誘惑】です。
冷たいもの、美味しいお酒、心地よい習慣には中毒性があるため、これまでの生活スタイルをガラッと変えるのが非常に難しいのは、人間の脳の仕組み上、当然のことなのです。
しかし、つらい症状を根本から回復させるためには、この脳の仕組み(ホルモン)と上手に付き合い、時にはプチ断食ならぬ「プチ節制」をして、自分にちょっとだけ打ち勝つ必要があります。
整体の施術でお身体のバランスを整えることはできますが、毎日の飲食や睡眠といった生活習慣まではコントロールできません。最終的にお身体を健やかに保てるかどうかは、他でもないご自身の『毎日の選択』に委ねられています。
最後に:どんな毎日を過ごしたいですか?
不調を繰り返すことで、常に「また痛くなったらどうしよう」と不安やストレスを抱えながら過ごす毎日のスタイル。
それとも、ほんの少しだけ日々の習慣に気を配り、快適で軽やかな身体で過ごすスタイル。
皆さんは、どちらの毎日を送りたいでしょうか。
私は、適度にリフレッシュ(メリハリ)をしつつも(笑)、メインは後者の「快適で軽やかな生活」を送ることをおすすめしています。
「適度にリフレッシュ」というのは、それなりに人生を楽しみたい、お酒や美味しいものも味わいたいという気持ちです。私も今年はハイボールにハマっていますので、その気持ちは痛いほどよく分かります。
ですが、やっぱり「健康じゃないと仕事も全力でできないし、せっかくの遊びも心から楽しめないよね」というのが本質だと思うのです。遊びの当日は、やっぱり万全の元気でいたいですよね!
まだまだ夏はこれからが本番です。
皆さんが今年の夏を、笑顔で元気に過ごせますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪















