クライアントさんから感動をいただいたお話 〜特別支援学校の校長先生と生徒さんの純粋な優しさ〜
※ご本人に許可を得て投稿させていただいております。
今回は、当院に通われているクライアントさんからいただいた、胸がじーんと温かくなる感動的なお話をご紹介します。
そのクライアントさんは、特別支援学校(養護学校)の校長先生をされている方です。
登場人物は、その【校長先生(ご本人)と、一人の生徒さん】です。
💡 虫が苦手な先生と、虫が大好きな生徒さん
ある日の学校生活の中で、生徒さんが一匹の虫を校長先生のところへ持ってきたそうです。
実は、こちらの先生は虫がちょっと苦手……(笑)。
目の前に虫を出されて、心の中では「どうしよう!」とかなり困ってしまったそうです。
でも、先生は逃げずに、頑張ってその虫に触れ合いました。
なぜ先生がそこまで頑張ったのか――そこには、お互いの純粋な想いが通じ合う、素敵な理由がありました。
実は、その生徒さんは大の虫好き。好きすぎて研究するほど、虫に熱中している子だったのです。
探究心にあふれたその子は、「先生が虫を苦手だということ」もちゃんと知っていました。
大人の世界や、相手の気持ちが読めるようになってくると、「相手が嫌いなものは見せないでおこう」と逆に気を遣って避けてしまうことが多いですよね。
ですが、その生徒さんは違いました。先生が苦手だと分かった上で、あえて持ってきたのです。
🤝 「大好きな世界」を、大好きな先生に分かってほしかった
生徒さんの心の中にあったのは、とても純粋で真っ直ぐな想い。
いつも自分たちのことを心から想い、一緒に学校生活を過ごしてくれている大好きな先生。
だからこそ、「先生に、自分が大好きな虫を嫌いでいてほしくない」「僕にとって虫はこんなに素敵なものなんだよということを、先生にも理解してほしい」という、ピュアな願いからの行動だったのです。
「僕の大切な世界を、大好きな先生と共有したい」
その真っ直ぐな想いと優しさを察したからこそ、校長先生も「その気持ちに応えたい!」と、苦手な虫を頑張って触ったのだそうです。
誰もが「安心して自分を表現できる場所」を求めている
障害の有無なんて全く関係なく、私たち一人ひとりには、それぞれに大切な人生があり、夢中になれる楽しみがあります。
生徒さんの一人ひとりに真摯に向き合っている校長先生と、その先生を信頼して自分の「大好き」を全力で届けた生徒さん。二人の純粋な優しいお気持ちに、私もお話を伺いながら深く感動してしまいました。
こうした心の動きは、私たちの身近なところにもありますよね。
猫ちゃんが大切な飼い主さんに小さなプレゼントを持ってきたり、ワンちゃんが自分のお気に入りのおもちゃを自慢げにくわえて持ってきたり。
これらはすべて、「自分の大切なものを認めてもらって、やりがいや自己肯定感を味わいたい」「大好きな人と繋がって、安心して楽しく過ごしたい」という、生き物としての本質的な願いなのだと思うことがあります。
お互いがお互いを想い合う、そんな安心できる関係性があるからこそ、人は自分の心を開き、健やかに過ごすことができます。当院も、クライアントさんにとってそんな「安心して自分を表現できる場所」でありたいなと改めて思いました。
校長先生、心温まる感動のお話を本当にありがとうございました!
そして、いつも私の心の成長をさせてくれるクライアントさん達にもありがとう!
この仕事をしていてよかったな~と思う瞬間をたくさん頂いてます♪
おわり
最後までお読みいただきありがとうございました♪















