逆子施術
今回は逆子施術について記載いたします。
今回の患者さんは腰痛があり、妊婦さんでしたが妊婦施術ではなく腰痛の手当てをお腹に負担をかけないよう手当てをしていました。
そうしている間にいつの間にか逆子になっていましたと伝えられ逆子施術を2週に1度、2回程施行して逆子が治っていたとご連絡をいただきました。
私自身もとてもうれしかったのとホッとしました。
そこで、逆子施術の経緯と妊婦の皆さんにお伝えしたいこと、施術内容について簡単に説明いたします。
経緯とお伝えしたいこと
腰痛で来院された時からお腹の情態、症状が出ている腰椎から見て子宮が関係しているとわかっていたので早く妊婦施術を受けていただくようにお勧めしていました。
しかし、しばらく腰痛の手当てだけを希望されていましたので普通の手当てのみでした。
お仕事もされていたので負担がかかるためぶり返す手当でよくなるの繰り返しです。
それもお腹の情態、お腹の赤ちゃんの負担、ママの負担が大きくかかわっていますので繰り返すのが当たり前でもあります。
そのために早く妊婦施術を受けていただくよう話をしていました。結果的には逆子になってしまったので受けていただくことになりましたが、
逆子でいる間は、とてもストレスを抱えることになります。そのストレスはママだけでなくお腹の中の赤ちゃんにもかかることをご理解いただけたらと思います。
安定期に入ってもお腹の中で亡くなる赤ちゃんもいます。そのような悲しい思いをされている方もいらっしゃいます。
事の大事さを妊婦さんたちにはもっとご理解いただけたらと思います。
施術内容
施術はお腹の赤ちゃんに負担のかからないよう、ママの調整をいたします。その際逆子施術で必ずやるのがやさしい骨盤の調整です。
骨盤の調整は横向きで軽く骨盤に触れるくらいの施術です。ポキはしません。私は健康な方にもポキはしません。
ポキポキする施術は関節を破壊する大きなストレスを与えるという理論を勉強して知っているからです。
この骨盤の調整だけで逆子が治る方もいます。骨盤を調整する理由はどちらかの骨盤の動きが悪いためお腹の中にも影響してしまう身体の使い方になり逆子になることが多いためです。
そのために、骨盤の動きを付けてあげるだけでママの身体の動きが良くなりお腹の赤ちゃんも動けるようになり正しい位置に戻ることがあります。
続いて、症状のつらい方には普通の患者さんにもやるような手当てをして楽になっていただきます。
最後にママの体勢を両方の横向き、座ってもらいお腹の赤ちゃんの位置を調整して終わりです。この手当はママにも覚えていただいて日頃からご自身でもケアできるようご指導します。
以上逆子施術に関するお話でした。今回は写真を撮り忘れましたのでありません。
多くの悩んでいる妊婦さんの悩みを少しでも解消できるようお手伝いさせていただけたらと思っています。