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当院の休診日等、最新情報のチェックはこちら。 当院での日々の施術を綴っています。 各症状にあわせた施術例を掲載。 読み物コンテンツ

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 症 例

各症状にあわせた施術例を掲載。

症例(いろいろな症状)

主訴
1番:眼精疲労
2番:背部痛
3番:腰部痛
4番:骨盤痛
5番:左足部の重さ
6番:右大腿部の張り感
7番:手のだるさ(特に左手)
8番:肩の重さ(硬いのに感じていない)

色々あり過ぎる症状の方です。

順番に分析をしてみました。

1番:眼精疲労
関連部位:頭蓋骨、頸椎、腰椎、左手、背部(肝臓・心臓・胃)、左殿部
蝶形骨と頸椎の硬さを緩めたら目が楽になってきました。

2番:背部痛
関連部位:腰部(腎臓・大腸・心臓)、膀胱の経絡
身体の緊張が強く可動域が制限させていましたが施術後は改善されていました。

3番手:腰部痛
関連部位:右股関節、背部、頸椎、頭蓋骨、殿部(骨盤)、大腿部後面(特に左)、左下腿部
非常に固まっていましたが症状はなんとか改善されました。

4番手:骨盤痛
関連部位:頭蓋骨、左殿部、腰部(左<右)、頚部、足部(左>右)、下腿部(左>右)、大腿部(左>右)、仙椎、股関節(左<右)
骨盤痛の主訴は尾骨上のピリッという痛みでした。
関連部位を弛めてからだったので割とスムーズに施術が出来た感じでしたが、ちまたでは動かないと言われている仙骨の椎体を動かしたことで弛めることができました。弛むんですね。

5番:左足部の重さ
関連部位:下腿部(前脛骨筋:前側の筋肉、腓腹筋の筋腱移行部:後面の筋肉)、足底筋、1趾、5趾、、4/5趾中足骨間の筋肉、腰椎、頸椎、手首(左>右)
特に4/5趾中足骨間の筋肉と腓腹筋の筋腱移行部の緊張が強く緩むまで時間を要しました。
腰も関係する場合が多いです。

6番:右大腿部の張り感
関連部位:腰椎、胸椎、骨盤、膝、足部
右大腿部の張り感が強かったのに左の大腿部の方が緊張が強く緩むまで時間を要しました。
腰椎の緊張が右側の方が強かったのが症状の原因でした。

7番:手のだるさ(特に左手)
関連部位:すべての中手骨間の筋肉、手首、頸椎、腰椎、左上肢(心包の経絡)
手だけでも緩むまで時間を要しましたが、手首から上肢全体の心包経の緊張がめちゃめちゃありました。
心包経は精神状態にも影響してしまうので痛みが強いですがしっかり緩めることに集中しました。

8番:肩の重さ(硬いのに感じていない)
関連部位:頭蓋骨、頸椎、手、上肢、腰椎、骨盤
肩だけ弛ますようにしても時間が掛かったり意味がないことが多いので頸椎の調整はしっかりしました。

中々な症状でしたが何とか楽になってお帰り頂けました。
ご本人は優先順位の症状に意識が行き肩の症状まで気付けなかったようです。
施術では肩の症状が緩和されないと腰が楽にならないことなどがあるため意識しました。

そのため写真を背面からだけ撮ってみました。

見た感じ肩のすぼまりが広がりました。
背中も楽になった感じがします。
楽に座れるようになった感じがします。
その他可動域など改善してくれました。

以上、症例ブログでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2024年2月28日 (水)

肩の痛み(肩関節周辺)

主訴
夜寝ていて左肩が痛い

触診検査
・頸椎の緊張(特に上部頚椎)
・頭蓋骨の緊張
・手指の緊張
・胸郭の緊張(胸骨・鎖骨・肋骨・肩甲骨・胸郭周辺筋群)
・脊椎の緊張
・自律神経の不調(交感神経優位)
・循環器の緊張
・呼吸器の緊張

施術にて
左胸郭(肋骨・心臓・肺・気管支)の緊張
おそらく日常の身体を使われる体勢や冷えで緊張が出て胸郭の動き(肺機能・心臓機能)が低下したと思われます。
肺が膨らまなくなり呼吸が浅くなります。(身体の緊張に繋がります)
心臓の機能低下は血行不良に繋がります。

脊椎(頸椎・胸椎・腰椎・骨盤・尾骨)の緊張があり、特に頸椎2番3番が緊張。
※頸椎の神経は肩、背中、胸郭、上肢(肩から手)まで走行しています。

脊椎の緊張があるということは脊椎周辺筋肉の緊張まであることがほとんどです。
同時に経絡も緊張してくるため離れた部位までの症状が出てくるため足先までチェックします。

症状改善まで
1回施術して大分軽減されました。
次回はご都合で1週後予定

病院だったらこのような診断と処置でしょうか
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
肩こり
冷えているから冷やさないように
人によっては老化
湿布・痛み止めの薬・筋肉弛緩剤・血行促進剤
といった感じでしょうか。

当院では
関係ないと思われる(本人は感じていないだけ)内臓なども施術の対象です。
しかし、患部も大事ですが患部から離れた場所の検査も大事に考え施術をしているため、関係していた場所は臓器、骨盤、手指、頭蓋骨なども施術対象です。

今回のクライアントさんは肩関節の症状を訴え、実際に近くの胸郭と頸椎に問題がありましたが割とスムーズに施術することでき、ご自身で予防することも可能です。

改善に必要なこと
なぜその症状が出ているか気付いていただくことです。
症状は何かのサインを出して教えてくれています。
そこに気付いてあげられるか。
今回のクライアントさんは普段から予防にお越しいただいている方でしたので身体のサインに気付いてすぐ対策が出来ました。

しかし、治らない人は1度から2度の施術で諦めてしまったり、日常の不摂生を改めない傾向にあります。

改善する努力をしていくと症状は変化していくもので、この間は『自分への償い』の期間です。
何かに気付き反省し、改善していく期間です。

何かの症状でお悩みの方がしっかり回復していただくためには少なくとも3回程続けて施術をして、その後継続した施術をお受けいただくようおすすめ致します。
日常の改善と施術で何かしらの変化が出てきますので。
(症状によります)

また、期間を掛けて出た症状がすぐ改善されることはそうそうありません。
今動けるようになればいいという場合はある程度の回復を見越した1度の施術で何とかなることもありますが、それは稀なことでそう上手くいかないことの方が多いです。
(強い症状・慢性症状など)
※とか言いながら施術ではその場で変化が出ていただけるよう出来る限りお手伝いさせていただいています。

最後に
他にもこの症例ブログと似たようなクライアントさんについて書く予定ですが、ここ最近冷えが原因で強い症状の方たちが多くみられるようになってきました。
酷くなる前に早目の予防にお越しいただけたらと思っています。

是非ご予約くださいね~(^^;)
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

2024年1月29日 (月)

上肢の痛み(特に肘から前腕)

主訴
肘を動かすと痛い
運転で痛い
腕を使うと痛い

検査
肘の屈伸どちらも痛い
肘を伸ばして内側外側に捻じるとどちらも痛い
肘を伸ばして手首を下げる上げるどちらも痛い
手のグーパーで痛い
肩の関節のROM(-)
頸椎の整形外科的検査:頸椎と肩に痛み(+)
胸郭の整形外科的検査(神経の検査)(-)

触診検査
・手首の硬い部位を押さえると軽減する
・肩の緊張部位を押さえると症状が軽減する
・肘の関節のズレ
・多少の前腕筋群の緊張
・背骨の緊張
・頸椎の緊張
・自律神経の不調(交感神経優位)

施術にて
脊椎(頸椎・胸椎・腰椎・骨盤・尾骨)の緊張が強く、特に頸椎2番が捻じれて緊張。
頸椎の整形外科的検査では肘の方までの痛みは出ませんでしたが関連性が大きかったです。
※頸椎の神経は肩、背中、胸郭、上肢(肩から手)まで走行しています。

脊椎の緊張があるということは脊椎周辺筋肉の緊張まであることがほとんどです。
同時に経絡も緊張してくるため離れた部位までの症状が出てきます。
なので毎度のことですがこちらのクライアントさんも足先までチェックしています。

症状改善まで
3回施術して大分軽減されました。
2回目の施術前回から3日後、3回目の施術前回から2日後

病院だったらこのような診断と処置でしょうか
外側上顆炎・内側上顆炎
※テニス肘・野球肘・腱鞘炎、関節の変形(人によっては老化)といった感じでしょうか。
湿布・痛み止めの薬

当院では
患部も大事ですが患部から離れた場所の検査も大事に考え施術をしています。
関係ないと思われる(本人は感じていないだけ)内臓なども施術の対象です。

改善に必要なこと
なぜその症状が出ているか気付いていただくことです。
首の緊張が出ています→冷え?精神の疲労?身体の疲労?手首、腰、内臓?食生活の問題?
何かのサインで症状を出して教えてくれています。
そこに気付いてあげられるか。
そして、教えてくれた身体にごめんねと反省して、教えてくれてありがとう、と感謝して改善していくことが大切です。

身体のサインに気付いて改善する努力をしていくと症状は変化していくもので、この間は『自分への償い』の期間です。
何かに気付き反省し、改善していく期間です。

今回のクライアントさんは3回程で改善されてきましたが、治らない人は1度から2度の施術で諦めてしまったり、日常の不摂生を改めない傾向にあります。

何かの症状でお悩みの方がしっかり回復していただくためには少なくとも3回程続けて施術をして、その後継続した施術をお受けいただくようおすすめ致します。
日常の改善と施術で何かしらの変化が出てきますので。
(症状によります)

また、期間を掛けて出た症状がすぐ改善されることはそうそうありません。
今動けるようになればいいという場合はある程度の回復を見越した1度の施術で何とかなることもありますが、それは稀なことでそう上手くいかないことの方が多いです。
(強い症状・慢性症状など)
※とか言いながら施術ではその場で変化が出ていただけるよう出来る限りお手伝いさせていただいています。

最後に
他にもこの症例ブログと似たようなクライアントさんについて書く予定ですが、ここ最近冷えが原因で強い症状の方たちが多くみられるようになってきました。
酷くなる前に早目の予防にお越しいただけたらと思っています。

是非ご予約くださいね~(^^;)
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

2024年1月29日 (月)

肋骨の痛み:骨折じゃなくて肋間神経痛に近いバージョン

症例紹介

右季肋部の急性(激痛)
(右肋軟骨=前側で肝臓がある付近)

問診・検査(初診時)
2~3日前から徐々に痛み出し急性に
深呼吸(-)
右にひねる動きで(++)
直接肋骨を押す(++)(肋骨の下方も)
前後の押圧(+)
左右の押圧(+)
寝返り(+)
寝てからの起き上がり(+)
胆石を疑うも元々予定していた健康診断で異常なしと診断され可能性は(-)となる
肋骨骨折も疑う

触診で硬かった場所(緊張バリバリ)
背中
肩甲骨

下肢
足部~足趾
頭蓋骨(蝶形骨)
右上腹部の触診をしたいが見送る

テスト(初診時)
腰部を押さえることで動きが改善することを確認
患部を直接触れることは避ける(結果:施術2回目まで避けることに)

施術1回目
交感神経の興奮を抑制すること、少しでも痛みが軽減することを考える
結果:動きと痛みの改善が診られる
その他の効果:便が出る

施術2回目(4日後)
経過:少しづつ肋骨の痛みが軽減してきた
施術:自律神経の調整
様子をみながら直接肋骨に触れる施術を開始

施術3回目(4日後)
経過:痛みが⓾ → ⓶まで下がる
しかし、直接押したときの痛みは⓸~⓹
一方向の寝返りで(+)
施術:この日がチャンスだと感じたためしっかり施術をする
腹部:肝臓・胆嚢・恥骨をしっかりほぐし、その他も全体的にしっかり施術
後頭骨、頸椎、肩、上肢、骨盤、股関節、膝、足部、左の肋骨下部も緊張有りだった

施術4回目(1週間後)
経過:痛みが0.5まで下がる
趣味のキャンプに行けるまで回復
施術:今までやりたかった肋骨の施術をやる
短時間の施術だからピンポイントで施術
簡単な体操を一つ指導

施術5回目(8日後)
痛み(-)
ざっと緊張があるところを施術して終わり
今ある根本原因を完全に解消することは期間が掛かることを説明し、本人納得の上ある程度にて終了することに

今回の症状についての感想
見解は解毒ができない状況で主に便秘が原因だったと思われます。
多分病院で検査を受けていたら肋骨を固定するバンドと痛み止め&湿布を渡されて終わりだったと思います。
触診の手応えでは腸の不活性化もあり、改善にはご本人の努力が必要でした。
同時に身体(内臓含め)と心の疲労も著しく、交感神経の過緊張と副交感神経の滞りが出て来て、いろいろな症状が続発され肋骨の痛みを感じられるようになったのではないかと思います。(本来の順番はあるもの)

そして、ここまでの症状になるまで何かしらのサインがあったはずです。(便秘など)
しばらく我慢された結果、痛む期間が長くなってしまい治癒まで1ヶ月程掛かってしまいました。

お伝えしたいこと
身体は何かのサインを出して教えてくれているもの。
症状や病気は何かに気付き償いを求めているもので、そこにはご本人の気付きと努力が必要になってきます。
何かの事情やご都合で仕方ないこともあると思いますが、早目の施術や予防にお越しいただくことで早期の回復になるかもしれません。

身体の声に気付いた時は是非ご利用くださいね(^^;)

2024年1月9日 (火)

耳下リンパの痛み(唾液腺だった)

左耳下のリンパが気になるというクライアントさんの症例

主訴
・左耳下の痛み
・左耳の聴覚異常(音の聞こえにくさ)

問診時
・歯医者で虫歯の治療をして、その後痛むように
・内科で相談したら虫歯治療時の細菌感染じゃないのと言われ抗生剤をもらうが変化なし
(この期間4週間程経過)

検査
・顎関節の可動域
・頸椎の可動域
・聴覚
・などなど

触診(施術時)
・唾液腺のチェック
・顎関節の硬さと偏り
・頸椎
・頭蓋骨
・耳の硬さ
・その他関連部位

施術後の結果
唾液腺(耳下腺・顎下腺・粘液腺)
顎関節
頚部周り
各頭蓋骨
これらの緊張が診られ、上部頚椎の緊張も疑ったところそこまでではなく一番緊張が強かったのは顎下腺・粘液腺でした。
(正確には滞り)
施術後の評価では左耳下の痛みと聴覚異常は解消されていました。
ちなみに世の中の教科書には粘液腺は載っていませんのでご了承ください。

5日後の報告(LINEにて)
鈴木さんこんばんは。
耳付近のリンパの腫れおさまってきましたよ。
触るとまだほんの少しだけ顎下の浮腫がありますがあれから全く気にならないくらいに回復しました。
ありがとうございます✨

私から返信
こんばんは。
ご報告ありがとうございます。
浮腫が残っているようですが回復されているようで良かったです〜♪
いただいた情報を元にブログ仕上げをして投稿させて頂きますね!
よろしくお願いしますm(_ _)m

ついでに唾液腺についての役割を簡単に説明

耳下腺:少し苦い味
酸性の物を食べた時に多く分泌される
酸っぱい物を食べると出る
体内に取り込まれて免疫力が上がる

顎下腺:少し塩分を感じる
塩分の強い食べ物を食べた時に多く分泌する
胃腸内の消毒、胃壁を守る
少ないと胃穿孔や胃炎、胃酸過多や逆流性食道炎になりやすい

粘液腺:無味に近い
食物を分解する酵素を含んでいて飲み込みをスムーズに食道を通るようにする
滞ると嚥下障害
左側が詰まると鬱、右側が詰まるとパニック障害

舌下腺:渋く少し苦い
甘い食べ物、糖分で分泌
糖分は胃液と混ざると胃壁にダメージを与えるので舌下腺から分泌して胃壁を守る

唾液は分解酵素(消化酵素):弱酸性
一日に1500~1800㏄分泌する
1日最低節水量1500~1800㏄が必要ということ
(身体の代謝機能を考えると水分摂取はもっと必要)

ついでに顎周りに付いている筋肉(顎から喉に掛けて)
※頚部の筋肉、顎筋肉は割愛します

・オトガイ舌骨筋
・オトガイ舌筋
・口蓋舌筋
・口蓋帆張筋
・口蓋咽頭筋
・耳管咽頭筋
・舌骨舌筋
・茎突咽頭筋
・茎突舌筋
・上咽頭収縮筋
・中咽頭収縮筋
・下咽頭収縮筋
・口蓋垂筋
・内側翼突筋(顎筋肉だが内部にある)
・などなど
これらも同時に緊張していることがあります。

まとめ
症状についてメインの緊張部位をお伝えをしましたが実際には全身の調整もしています。
施術方針として身体の一部(今回は上方)に症状がある場合地面に近い部分も歪んでいることが多く、予後を考えると下方の調整も必要とします。
足元や骨盤が歪んでいると上方も歪みやすいという理由です。

このような感じで施術完了です。

以上症例報告でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2023年12月15日 (金)