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当院の休診日等、最新情報のチェックはこちら。 当院での日々の施術を綴っています。 各症状にあわせた施術例を掲載。 読み物コンテンツ

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 症 例

各症状にあわせた施術例を掲載。

打撲の処置

先日娘が公園の遊具で遊んでいて転びまして
その時のケアについてお伝えします(初回と2回目の処置について)

負傷部位

・肋骨部(擦り傷あり)
・足部(中足骨、二分靱帯付近)
・足首(外くるぶし付近)

チェック

・骨折していないか細かくチェック(雰囲気では大丈夫と感じる)
・内出血のチェック
・腫れのチェック
・可動域のチェック(どう動かしたら痛いか)

ケガをした原因を考える

・ぞうりで遊んでいた(左右の板を忍者のように片足でぴょんぴょんするやつ)
・ぞうりを履くのに素足だったので冷えていた
・まだ運動能力が不十分(成長段階と予想)
・疲労していた(運動会後間もなかった)
・集中力が欠けていた(友達がたくさんいたため)

施術

・肋骨部
打撲後、間もなかったが応急処置
回復を計るため患部の可動域を付けて流すように(やり過ぎないように見極めながら)
本人にも施術と同時に合図をして動いてもらう技
続いて背部の緊張が強かったので緩める
ついでに後頭部から骨盤までチェック
この時、疲労が原因と確信する
なぜかと言うと、後頭部のある部分を押した瞬間痛くて泣いてしまったんです…
え、かなり軽く押したのにって感じです
それもそのはず。その場所は疲労が溜まると硬くなってしまうポイントなんです
(緊張が強い人多いですよ)
泣いてしまったのですが、そこを緩ませないと身体全体の緊張が取れないのでやさしく施術
その続きとして背中の緊張を取るように(エネルギー施術も使いましたが)
肋骨は背中の骨と関節になっているため

・足部
打撲部の滞りを流す施術
表情を確認しながらサラッと足部全体の関節の動きを付け、筋肉の緊張を弛める
同時に転んだ原因を探る意味も含めて
母親に後で内出血が出てくる可能性を伝える

・くるぶし
骨というより骨に沿っての軟部組織と筋肉の腱が負傷気味
これらはぶつけた時に固まってしまったり、ズレてしまうので整えて流す感じ
内出血の可能性を伝える

施術後

・肋骨部
痛みが出ていた動きで軽減していたので終了
テーピングしたかったが傷もあり、すぐお風呂なのでしない方向で

・足部
歩くのが痛くなくなったので終了

・くるぶし
歩くのが痛くなくなったので終了

施術を終えて原因、損傷部位、治療計画を母親に伝える

おそらく運動会などで心身ともに疲労していた状態でケガに繋がったのではないか
施術後の反応は良さそうだが、打撲後は緊張が出てくるので少しづつ緩める施術をするため次回来院の指示をして初回は終わり

2回目の施術(2日後の来院時)

・肋骨部
ほぼ痛み無し
可動域をもう少し広くする施術
患部は傷があるのでまだ触らず周りを緩めるように施術
次回くらいからほぐそうかなというところで終了
中途半端で終えるとその後に影響するのでしっかり診るが当院の方針

・足部
内出血出現
やはりという感じ…
痛がっていないので初回と同じようシコリができないように施術をして終了

・くるぶし
やはり内出血出現
足部と同様な施術で終了

ここまでが今回の経過です

『注意点』

実は打撲と言っても同時に捻挫を起こしていることが多く、打撲と捻挫の処置をする事が多くあります。
今回は軽度の損傷でしたがそのパターンでした。
物によっては包帯やテーピングが必要になり、その場合お風呂などで不便を感じストレスになります。
なるべくケガをしたくないものですよね…。
でも早く治って元気に遊んだり日常生活を送るために少し我慢が必要になってきます。

『軽度な損傷でもちゃんとケアが必要です』

少し前に、親指第2関節を突き指で来院した子供がいたのですが、第1関節が固まっていたんです。
これいつから?と聞くと大分前に痛めたらしく親指を上手く使えていませんでした。
その結果第2関節まで痛めてしまう事になったのでしょう。
近い部位だったのでついでに施術しましたが、第1関節は関節と腱などの軟部組織が拘縮していたのでちょっと期間が掛かりました。
通院は第2関節の損傷も強かったので初めから2週間程は毎日のように来てもらい毎日ケアとテーピングの貼り換えです。次第にリハビリも伝え卒業していきました。

このようなことは日々多くあります。
後で辛い思いをする事になりますのでちゃんとケアする事をおすすめ致します。
そのために今回の肋骨と足の施術も慎重に診ています。

自分で言うのもなんですが、病院だったらこんな丁寧に診ないんだろうなとか思いながら。

今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年11月1日 (火)

尻もちについて

(しりもち)

今回は施術家として尻餅についてどう考えているかお伝えします。

ネットで調べると地面に打ちつけること。と載っています。
辛そうな方から恥ずかしそうにされている方もいます。

当院にも尻餅で来院される方は少なくありません。

まずクライアントさんが訴えるのは打撲の症状。
その他、首の痛み、同時に痛めた場所などがあります。

尻餅でもいろんなところに負担が掛ることがあるんですね。
しかも何処かを損傷したことに気付かないことも。

ここでいつも話す内容をお伝えします。

『尻餅をついた瞬間、その衝撃はいろんな場所に振動していく』

・殿部の打撲と同時に骨盤の衝撃 → 骨盤が食い込む
分かりやすく、瓶のふたをギュッと閉めるような感じです。
その後開けにくくなりますよね…。

これってドンっと着いた瞬間に骨盤が固まってしまう事なんです。
そして、その時は大丈夫でも数日、数ケ月、数年、数十年後に影響してくるんです。

なぜかと言うと、機械の何処かに動きの悪いところがある場合、その影響はいろんなところに出てきますよね。
そのような事が身体の中で起きるわけです。
何か怖くないですか?
でも、現場では実際にそうで、このようなことがあります。

・衝撃で腰を痛める、ひどい場合は腰椎や胸椎の圧迫骨折
この症状も、その時大丈夫で後からジワジワ出てくるものです。
このようなクライアントさんを沢山診てきました。
ひどいかたは普段から負担のある場所に衝撃が加わり圧迫骨折になる方もいます。
めっちゃ痛そうにされています。

・衝撃は首まで行くことも・むち打ちになることもある
実際に症状を訴える方もいますし、私は症状を訴えていなくても今後を考えてチェックと施術はします。
それだけ負担がきてしまう出来事なんですね。
心配症もありますが、なるべく施術の不足を無くすためもあります。
後から急激な痛みが出てきたらかわいそうなので。

・転倒の体勢次第でいろいろな場所も痛める
手首、肘、頭、足、多部位になることもあります。
よく聞くのが尾骨の骨折ですね。

・間接的に他の部位も(衝撃が原因で)
骨盤が固まることで身体全体の可動域が低下します。
その影響は膝に伝わって、しばらくして膝の症状でお越しになる方もいます。
その時の問診では尻餅をついたことを忘れている方もいます。

・その他の症状
神経症状なども訴える方がいますし、考えるとたくさんの原因になり得ます。

ここまで尻餅の衝撃の症状についてお伝えしました。

続いて、似た症状(少し話を広げて)

『衝撃は小さい物から大きい物まである』

例えば

・軽いパンチを何度も受けていると次第に痛くなってくる

・ヒールを履いていて疲れる(コツコツ音が鳴る靴など)

・階段や登山での下り
これはテレビの実験でもやっていました。
東京タワーの階段を上る数人組、下る数人組をモニターしていたところ、のぼりがめっちゃつらそうにしていましたが後日感想を聞くと下る組の人たちに筋肉痛が多かったのです。
そんなの知ってるよとか思いながら見ていましたが、筋肉にも負担が掛り、骨盤も軽い衝撃を沢山受けて負担になっていたのだと思います。
ちなみに以前、登山後に痛みが出てこられた方もいました。

・ずっと座っている・立っている・同一作業など
こちらは衝撃がなさそうですが施術中チェックをすると、ある一定方向の固まりが診られるため私の中では同じ分類にしています。
足の組み方次第でも変わってきます。
癖といいますか職業病といいますか、体質も関係しているので原因は様々です。

ちょっと尻餅という話からズレましたが、施術ではいろいろなことをチェックする必要があります。
情報量が多い方がいいですから(笑)

『施術では』

応急施術を大事にしています。

・打撲の処置
打撲も治し方があるんですね。
軽く考えると良くないことも。
そこにしこりが残り、動きの制限が出て何処かに支障が出てくる原因になってしまいます。
物によっては期間が掛かるものもあります。
どの打撲でも一緒で滞りができてしまい、大きいものほどその後の影響大です。
打撲って軽く見ちゃいませんか?ほっとけば治るって(笑)
私はクライアントさんから転んだなどと聞くとすぐチェックします。

・衝撃による食い込みを解除する
これは程度によって期間が掛かることもありますが、固まりを解除することで他への影響を最小限に抑える目的があります。
期間が掛かる理由は、見えないキズや回復の状況を診ながら施術する必要があるから。
基本クライアントさんに負担が掛らない優しい施術をしますが、どの程度動きを付けるかは手の感覚で決めています。(身体に触れている私の手です)
やりすぎるとリバウンドが起きる可能性があるため、軽い尻餅でも丁寧な施術が必要です。

・気付いていない患部の施術(今症状が出ていていなくても)
これも重要なんですね。
今気付いてなくても上記でお伝えしたように、その後を考えてです。
それが原因で辛い思いをされ、また治療に来なければならない。
ほとんどの症状は応急手当てが出来ない場合、治るのが遅くなります。

『そもそも何で尻餅を着いたか考えると』

事故や突然の出来事で防げないこともあると思いますが、つまづいたり不注意で尻餅を着くことに注目を置くと、それって回避できたのではないかと思う事もあります。

意識と身体のアンバランス、足腰が弱って踏ん張れない、滑る、足の感覚が鈍い、状況の見極めが鈍いなど、ちょっとしたケアをする事で予防に繋がるので施術では何が原因か探してアドバイスしています。

また、経験も大事だと思っているのですが、特に子供はいろんなことを経験して学んでいきます。ここは危ないとか経験値も活かせるようになります。

当院の施術方針は『治すお手伝いと予防』を大切にしています。
また辛い思いをされないようにと、いつも想っています。
やってしまったことはしょうがない。次は気を付けように繋げられたら素晴らしいですね(^^;)

今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年11月1日 (火)

体質チェックして足のマメが無くなってきた話

当院を長い間ご利用いただいているクライアントさんのお話です。
(投稿許可済。ありがとうございます。)

先日施術中に歩き方が変わって『足のマメが無くなってきた』とおっしゃったんです。
心なしか『腰も楽になってきたような気』がする。
その他、『靴の擦れ方』や『靴の種類』も変わってきていると。

人には体質ってものがあるんですね。
(縛りがあるので細かくお伝え出来ないのですが)

・足の重心の位置
・身体の使い方
(手・指・足・足趾・身体・腕の使い方・頭の位置など)
・寝方
・椅子の座り方
・その他めっちゃたくさん

現在R4年10月ですが、お伝えしたのは確か6月か7月でした。

3~4月程前に体質をお伝えして、その間も身体の変化を伺っていましたが、私は先日のご報告で上記のような変が出ていると知りました。

体質以外にも調子を整えるために必要なことがたくさん。

・ニュートラルを知る事
・身体のケア
・予防
・私生活の改善
・食生活(栄養)
・心
・何が原因か知る事
・続ける事
・忘れない事
・体質改善(食事・身体を鍛える・身体の使い方など)

全て奥が深く必要ですが、最後の体質改善(身体の使い方)って大事なんですね。

その時お越しいただいていた9割ほどのクライアントさんにはチェックしてお伝えしたのですが、
意外と確かにそうやって荷物を持っている、椅子に座っているとおっしゃる方が数人いました。

皆さん無意識にされているんですよね。

その中で、何か負担が出ている方は、気付けずに間違った使い方をしている方がいらっしゃいます。

と言いながらも完璧って難しくて、武道の達人くらいにならないと厳しいものです。
正しい使い方をしていても疲労は蓄積されますが、体質を知ることでケガの予防や身体全体の負担を軽減することは可能だと思っています。

一般の方だけでなく、スポーツをされている方にはもってこいの内容です。
特にスポーツ少年は将来に関係しますのでおすすめです。

皆さんも何か変わるかもですよ(笑)

ちなみに、こちらのクライアントさんは仕事や私生活のため定期的なコンディショニングにお越しいただき、普段からお伝えしたことを意識して過ごされています。
(いつもアドバイスのやりがいめちゃあり)
素直に実行していただいた結果、このような現象を起こされました。

今まで原因不明とか難病を克服されていく方も同じでした。
私のアドバイス以上のことも自分で実行されていた結果、素晴らしい変化が起こる。
しかも毎週毎週、何カ月も諦めずに施術を続けて…。

私は少しのお手伝いで、自分で治したんでしょって感じで不思議な現象です(笑)
(師匠の言葉を思い出しました。心から信じ切る事。)

体質チェックはたくさんの方へお伝えしましたが、たまに思い出していただけたらと思います。
常に意識も疲れますしね(^^;)

『初めての方』もタイミングを見てお伝えしていますので、興味のある方はお問合せ下さいね💖

趣味の一つが仕事なんですが、私自身体質にめっちゃ興味があって愛知県まで勉強へ行った甲斐がありました(笑)
ちなみにこちらの先生は武道の達人で、一般の方も都内で武道を受けられます。
そして、私の師匠も毎月浅草で指導してくれます。一緒に行きたい方はお伝えください(^^;)

以上です。
皆さんのお力になれればと思いお書きしました。
他にも違う事で改善された方がいらっしゃいますので、また違う形で投稿しますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年10月27日 (木)

コロナウイルス感染後の後遺症にお悩みの方へ

コロナウイルス感染後の後遺症にお悩みの方へ
体調回復支援(特別施術料金)開始しました(現在オンライン予約作成中です)

※思案中のため内容に変更が出ることもあります。
※行政との関係はありません。私の独断です。
※とにかく溢れ出す気持ちをお伝えしたくてこの文章を書きました。

『院長も先日コロナに感染して苦しみました』

娘、妻、私の順番で感染し、1週間寝込みました。
娘は2日間の高熱で寛解、その後に妻の感染、私は4日間徹夜で二人を看病したのちに感染しました。体力と免疫力に自信があった私でしたが、さすがに4日連続の疲労が堪えて感染してしまったようです。しかもその前週にたくさん遊んだ付けも出てきたのだと分析しています。

『私が感じた主な症状は』

高熱、扁桃腺炎、咽頭炎、副鼻腔炎、リンパ痛(主に感じたのは脾臓・頸部リンパ節・股関節のリンパ節)、各臓器の痛み(主に感じたのは腎臓・脾臓・膵臓・膀胱・大腸)、身体の節々の痛み、頭痛、脳底動脈の痛み、脳下垂体の痛み、めまい、ふらつき、腰痛、骨盤痛(仙骨・尾骨)、頚部痛、その他各身体の痛み、精神的不安、恐怖、味覚障害、唇や肌の乾燥など。寝込んでいた間ずっと観察していました。

巷では2日程で寛解するという情報でしたが私が苦しんで寝込んだ期間は1週間。
精神的にもかなり応えました。世の中の皆さん本当に2日程で寛解しているのでしょうか。老人や持病がある方が感染したら命の危険があると言われるのも納得しました。

『とても貴重な経験』

ウイルスが身体に入る瞬間が分かりました。妻の吐息を吸った瞬間です。これって数年前から感じていたのですが、施術中に風邪などで体調不良だったクライアントさんの吐息を吸った瞬間身体に入っていくのを何となく感じていたんですね。今回妻の吐息で確信しました。今空気感染したと。
それから身体の異変を感じることから始まり、経過を診ていきました。
喉の痛みと身体の痛みを軽減させる呼吸法を試したり、身体の痛みを軽減させるケアをしたり断食をして経過を診ることもしました。驚きだったのはウイルスの強さです。今までちょっとした風邪ウイルスやインフルエンザでさえ断食を2日も経過すれば症状が一気に落ち着いていたのに今回は断食4日目にしても症状が軽減しなかったことでした。これには驚きましたし不安にもなりました。しかも高熱から微熱に変わり激しい喉の痛みに移行するという最悪な状況に続きました。

一番つらかったのは命に大切な水をのどの痛みによって飲めない期間があったこと。
次いで身体の痛み、気力と精神力の低下です。

以前からコロナ感染後の後遺症があるという情報は知っていましたが、あんなにも辛い経験をしたことで納得しました。

そして、意識がフラフラしながらも断食後の回復食を新しく考案したんです。
この料理美味しいしアレンジもできて新発見でした。
それもこのような機会があったからだと前向きに考ええています。(ちなみに考案したのはスープです)

『身体の痛みの仕組みを研究しました』

人間の身体の筋肉はタンパク質で出来ていますが、同じようにタンパク質の塊である卵をゆでると固まります。人間も高熱が出ることでタンパク質の変性が起こることに改めて気付きました。そこで血行不良が起こり身体が硬くなってしまう。内臓の機能も低下します。しかもめっちゃ血行不良で痛いくらい。すでに体調不良なのに身体まで痛くなり、後遺症がある方は皆さんどうしていいかわからなくなったのではないでしょうか。
熱を出してウイルスを殺すシステムだからしょうがない現象ですが、その後は粘膜も傷つけてしまう流れに突入。そしてのどの痛み、味覚障害へ移行。個人差があると思いますが悪化するパターンなのだと思いました。

『闘病中に考えました』

私の目立った症状は発症後1週間ほどして動けるようになりある程度回復しましたが、中にはコロナ感染後しばらくたっても辛い症状で悩まれている方がいるのではないかと思いました。
そんな時に世の中のコロナ後遺症で悩んでいる方の力になりたいと闘病中に考えてました。
私の持っているもので貢献できることは何だろうと。
それは施術を通して健康のお手伝いをする事。体調を回復に導く食生活のアドバイス。生活のアドバイス。
後遺症のメカニズムの説明。これらを提供することが微力ながらも経験した私が貢献できることだと思いました。

『さらに思ったことは施術費の軽減』

妻が言うには越谷市の保健所の対応が悪く私たち夫婦は闘病中に検査をすることができませんでした。気付いたら1週間が経ちオンラインで検査を依頼するもすでに経過が経っているので検査をしても陽性にならない確率が大きく越谷市に休業補償ができなかったという痛手を得ました。2週間仕事ができなかったので大きな痛手でした。
今では知識不足だったと勉強になりましたが、少しでもこのような辛い思いをしている方に貢献すべきだと強く思いました。
なので微力ながら施術費の軽減も視野に入れました。

そして、コロナに感染して私の中で何かが変わり営業時間他の施術料金の改定も検討することも考え始めました。(現在思案中)

『施術費軽減の対象者』(日にちが経っていても)

・陰性陽性関係なくコロナ同等の症状があった方(自己申告制:証明書不要です)
・後遺症でお悩みの方(身体の痛み・精神的な疲労)
・家族で陽性者がいて看病されていた方(陰性で看病疲れも可)
・各地域で補助を受けられなかった方
・本人の意志で健康になりたいと思っている方
(施術を受けたくないのに無理矢理紹介を受けてこられる方はご遠慮ください)
・治すためのアドバイスを受け入れられる方
(前もって当院のHPで方針を読んで理解してくれた方)

『来院可能日』
(現時点の国の方針をみて&私の経験で)

・発症後2週間を経過してから or 症状が寛解して1週間以上経過した方
・家族の方(陽性者)が寛解して1週間以上経過している方

『料金設定』

初診料含め
一般8,000円
学生6,000円(高校生まで)
※初診時オンライン予約の方は必ず『初診or再診オプション追加』をお願い致します。
(会計時に上記の料金になります)
(現在オンライン予約作成中ですのでお問い合わせください)

『施術期間』

3ケ月

『実施期間』

しばらくやります

2022年10月19日 (水)

鼻詰まり・嗅覚異常について

鼻詰まり・嗅覚異常について(花粉症・アレルギーは別物で)

風邪などで熱が出ると鼻水が出たり詰まったりします。
鼻粘膜の炎症が起こる現象です。(西洋医学的知見)

私も今回コロナに感染してから多少悩みました。
後遺症で右の鼻が詰まっていたのですが自分で骨格を調整して大分鼻の通りが回復しました。
同時に味覚障害、粘膜、体調を回復させるよう食事やサプリ、稽古で身体を整えるなどの調整が必要でした。

『鼻水が出る仕組み』

・嗅神経は脳に近い → 脳を守る → 鼻水で脳を冷やす
・鼻腔粘膜の炎症部位を冷やす(粘膜の保護)
・ウイルス・細菌・膿を出す解毒作用 → 脳・身体を守る
・嗅覚の保持
温かいものを食べて鼻水が出る現象はおそらく蒸気が鼻粘膜に刺激を与えて脳・粘膜・身体を守ろうとする反応ではないかと思います。
熱い → 冷やす (寒暖差も有)
その他、食べ物が胃に入ると肺(呼吸器)が活性化するという流れもあります。
(東洋医学)
プラスして味覚の機能としても働いていると私はお伝えしています。

『鼻水が溜まる場所』

よく耳にすると思いますが副鼻腔という場所に溜まります。実はこれ前頭洞・篩骨洞・蝶形骨洞・上顎洞(ぜんとうどう・しこつどう・ちょうけいこつどう・じょうがくどう)と4つそれぞれ左右対称にあり総称して副鼻腔と言われます。
解剖学的には副鼻腔炎を起こしやすいのは上顎洞・蝶形骨洞と言われます。
(専門学校時代の教科書記載)
理由は鼻水が出る開口部がやや上方にある(上顎洞)、鼻水が出る開口部が狭い(蝶形骨洞)という理由です。
因みにある医療研究所のデータでは上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞、前頭洞の順で多いという報告もありましたが、私はその人によって違うという見解です。
違いがある理由は後程お書きします。(国立長寿医療研究センターの情報抜粋)

『鼻詰まり・嗅覚異常の原因』

・副鼻腔や鼻粘膜の炎症が強い場合
(排出に追いつかない・腫れていて排水口が狭くなっている)
・頭蓋骨の緊張(様々な理由)
・身体の緊張&歪み
・睡眠時の体勢
・呼吸が浅い
・口呼吸している
(いびきや無呼吸症候群も関係していると思います)
・内臓との関係(東洋医学)
・自律神経のアンバランス(不摂生・疲労・睡眠障害・ストレス)
・食生活の乱れ(早食い・免疫力低下・肥満など)
・精神の不調
・上記の研究センター情報では年齢が高い方、肥満傾向の方、喫煙歴のある方、喘息や慢性気管支炎の既往歴のある方は、そうでない方よりも副鼻腔炎になりやすいことが明らかとあります。その中でも、喘息や慢性気管支炎のある方では、2.7倍から3.8倍ほど副鼻腔炎になりやすく、気管の炎症と副鼻腔炎には密接な関連がある。
このように記載してありますが、私の見解では一つ一つ考えると原因に繋がりますが必ずしもそうでないと思います。

『鼻呼吸をしやすくする施術・鼻水を出す方法・嗅覚を回復させる施術』
以下内容は嗅神経・鼻腔の流れを改善することが目的で整体的な観点です。

自分で出来るケア

・鼻曲げ
鼻をつまんで左右に数秒曲げる(できれば90度くらい)最初は固まっている側に曲げると痛いのですが2~3回程やっていると痛みが和らぎます。
どちらか硬い方がある方は何か原因があります。(西洋医学・東洋医学・両方の観点から)

・耳を引っ張る
耳を引っ張り頭蓋骨を緩める。大体の方が頭蓋骨の緊張が強く、耳だけでは施術が足りないのですが意外とスッキリします。
しかも鼻と耳はとても関係しているので中耳炎に移行しないケアにもなります。

・寝る姿勢の改善や癖の改善
身体も同じですが、どちらかに傾いていると圧迫される方が出てきます。鼻腔に関係している筋肉や骨が偏って固まってしまいます。
頬杖(ほおづえ)、肩肘でテレビを見る、ご自身で原因となりうる癖を探してみてください。

・噛む癖の改善・よく噛む・味わいながら食事をする
いつも硬いものは左右どちらかで噛んでいる場合は噛んでいる方の咀嚼筋が(頚部なども)固まりバランスが悪くなり歪んできます。
噛み癖も顔の歪み、身体の歪みに繋がってしまいます。
とは言え、左右均等にするのは難しいことです。多少はしょうがないことですし、どんなに意識をしていても疲労は溜まってきます。本格的になると嚙み合わせなど歯科治療が必要性になってしまいますので、目だった症状が出ないよう気を付けるくらいにしましょう。
当院の施術ではすぐに症状が戻らないよう患部の施術のみではなく、原因になり得る身体のあらゆるところをチェックして改善のお手伝いをしています。あとアドバイスも。
1カ所が原因で何カ所も患部になってしまうんですね。

・普段から鼻呼吸をする
鼻腔や鼻毛は呼吸や身体を守る意味があります。
体内に入ってくる空気の温度を一定にする・ゴミが入ってこないようにするなど。
しかも普段から鼻呼吸ができていない方は鼻の機能が低下しているため免疫力の低下にも繋がるのではないかと思います。
普段から鼻粘膜が機能していればいつでも活発でいられるものだと思います。
例えば慣れない筋トレをしたら筋肉痛になるようなものです。何回も繰り返すことで筋肉痛も起こらなくなりますよね(笑)
プラス東洋医学では頭寒足熱という言葉がありますが、口呼吸より鼻呼吸の方が脳に近いため脳のオーバーヒートを抑えることができます。

・鼻だけで深呼吸
ポイントは鼻腔の通りを良くしてからやることです。(上記の内容)

・その他いい方法があるのですが見本を見せない分かりずらいので鼻の症状で施術をする際直接お伝えさせていただきますね。

施術では

・頭蓋骨・顔面骨の施術(西洋医学的思考)
反応のいい方はすぐに効果を感じられます。経験上個人差がありますが今回私は1か所1度の施術で9割ほど改善しました。
いくつかポイントがありますが覚えてしまえば簡単です。
因みに施術では細かく頭蓋骨・顔面骨の調整をします。ちょっと難しいのでクライアントさんには施術しながらアドバイスしています。
※効果には個人差めっちゃ有です。経験上その瞬間は比較的良い反応が出ることが正直多いです。しかし、身体の緊張や骨格の歪みが強かったり、内臓の疲労も関係していることが多いので戻りやすいのも事実です。
期間を掛けながらセルフケアや生活の改善、施術を続けていきましょう(^^;)

・身体の調整
鼻の通りを良くしたいと施術に来られる方がいますが、ほとんどの方が身体の歪みがあります。
その原因は様々あり、人によって違うので細かく説明できないのですが、大体の方が骨盤・内臓・経絡の施術で変化が出ます。施術中に鼻が通ったと言われる方は多いです。(反応場所は人それぞれ)

・体調の回復(免疫力)
当たり前ですが免疫力を上げることで炎症や病気を回復させる方法です。
こちらは身体(骨格・筋肉の調整・食生活・私生活・運動・自律神経)、心(心身ともに)を整えることで回復と再発防止を目指します。
上記の原因を分析して改善の努力が必要になりますね。当院では特に自律神経と食生活についてのアドバイスをする事が多いです。
私は今回のコロナ感染後に鼻粘膜の不調と味覚障害もありましたのであるサプリを活用していました。(と言いますか、よく活用しています)

私が考えた雑学的なケア

・鼻をつまんで耳抜きをする感じで空気を鼻洞にいれてから鼻水を出す方法
ティッシュで鼻をつまんで上記を1~2秒やり、すぐに鼻水を出します。
もしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもですが、これは炎症で腫れている時でも中々使える方法です。
詳しく思い出せないですが子供のころから使っている方法で、今では娘にも使っています。

・頭を下に傾けてから出す
重力によって鼻水や膿が副鼻腔下部に下がり開口部から出ずらい状態を一度上方へ上げることで出やすくする方法です。
何となく分かってもらえるでしょうか。
コツは頭を上げた瞬間に鼻をかぐことで出やすくなります。
これはサーフィン後に副鼻腔に入った海水を出すために思い付いた方法です。
(おそらく2000年くらいです)

『臨床では教科書と違う』(私の経験上)

解剖学の教科書では上顎洞・蝶形骨洞の順で詰まりやすい。
研究センターでは上顎洞・篩骨洞・蝶形骨洞・前頭洞の順で詰まりやすい。
とありました。

しかし私の経験上、前頭洞・篩骨洞も詰まりやすいと感じます。臨床で実際にそうですし、病院でCT検査をした方がいつもと違う前頭洞に詰まっていたと言われた方もいました。

なぜかを考えると、前頭洞は名前の通り前頭骨(おでこ)にあり、前頭骨にくっつくように篩骨があります。

勘が鋭い方は気付かれたかもですが、

眉間にシワが寄っている方や、パソコン画面などで目を使われている方は前頭骨がめっちゃ硬くなっています。あと身体が前かがみになっている方も。

捕捉しますと、
目の疲労と身体の疲労以外では精神状態も顕著に表れるのも眉間です。
前頭洞に詰まっていた方は眉間に縦のシワがくっきりありました。
前頭骨の中には脳の一部の前頭葉があり情緒・計画・問題解決などの働きをしています。(他にもたくさんの働きが)
いつも怒っている方や考え事をしている方は要注意です。(精神状態・自律神経の緊張)
そんな方は歯ぎしりをしていたり睡眠障害もあります。
ということは人によって眉間にシワが寄っておでこが緊張することで前頭洞や篩骨洞に溜まりやすいという事です。

臨床では違うという理由は(経験上)一部教科書や研究センターの情報を載せましたが、実際に目の前で診た結果という事でした。

そして、このような症状でお悩みの方はセルフケアも必要ですし、中には心の施術が必要な方もいらっしゃいます。
繰り返している方は何か原因があると思います。

『まとめ』
後半はちょっと鼻水の話からずれてしまいましたが…
皆さんはどうでしょう。お悩みの方は原因はありましたか?
この記事が少しでもお役に立てればと思います。

私はコロナで寝込んでいた時に人に貢献することをずっと考えていました。今回の記事もその一つです。

薬や病院での緊急処置は対症療法としてメリットがあると思いますが、根本的な改善になっていないことがほとんどだと思います。
(当院の方針は根本施術・予防施術ですが対症療法の処置が素晴らしいことは重々理解しています)

病院は原因を教えてくれません。今までのクライアントさんから病院で原因を教えてくれたと聞いたことがありません。(耳鼻科に限らず)
いい病院があると聞いたことはありますが対症療法としてです。

ここまでお悩みの方の力になれるよう真剣に書きましたが、自分の力で繰り返さないためにはどうしたらいいでしょうか。
それは原因を知って改善させること・そこに向かって努力することだと私は一番に考えています。その原因とアドバイスをお伝えするのが私の仕事であり、本人の治したいという思いがあって改善に向かいます。

ちょっと厳しいお伝えですが、人任せでは治らないという事をお伝えさせていただきます。
施術後は改善しても戻ってしまう事がよくあります。
初めは多少戻ることは仕方がないことですが、施術・セルフケア・原因である生活の改善を続けることで戻りにくくなり、次第に戻る期間が長くなるものです。慢性的な症状ほど変化が出るまでの期間も掛かります。
その中で生活や間違った身体の使い方に問題がある場合は施術だけでは改善できません。
ほとんどの方が生活の中に原因があったりします。

なので当院では施術も大事ですが問診とアドバイスを特に重視しています。

今回の嗅神経セルフケアの内容は何か人に貢献したいという思いで一般の方でも簡単にできるような内容を考えてお載せしました。
自己分析をして、出来そうなことから試していただきたいと思っています(^^;)

そして、お悩みの方が少しでも興味を持っていただけたら予約のご連絡をいただけたらと思います。

『最後に』
当院の方針は症状の改善と、その後の健康と幸せになるお手伝いです。
幸せのお手伝いとは治ったからそこで終わりではなく、予防施術・セルフケアを続けることが健康に繋がり、幸せに生きられる。そんなお手伝いをさせていただくことです。
この思いは伝え続けていこうと思っています。

こんなことお伝えしながらですが、当院にも対症療法としてご利用くださる方もいらっしゃいます。
それはそれで必要と思ってお越しくださることにとっても感謝しております。
ありがとうございます。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年10月19日 (水)